口は災いの元 
こんなに空が青いのに、急に雨が降り出す。
こんなに雲が白いのに、急に暗雲と化す。

エアコンも無い場所で汗を流していても、誰も知らん顔して座っている。
右手の痛みが治らずにフライパンを両手で持ち、

全身の力を振り絞って料理を作っている。
昨日、次女が「お父さん、何処に行っていたの?」聞いた時、

「。。。。。。」何も答えずに黙っていた。彼は作業ズボンで帰宅した。
私は嫌な顔もせず普通に振舞っていたが、次女と同じ事を聞いた途端に

物凄い形相で「お前が俺を追い出したんだ!死神め!」この言葉に
私は自分の意見を言い、口の悪さは判っていても悔しさで眠れなかった。

今回の出来事で勝手な判断をしてはいけないという事を痛感する。
彼は、何故、作業ズボンで帰宅したのか、

旅行に行かずに誰の家に泊まっていたのか、不思議でならない。
仕事を依頼されて行ったとすれば、「ご苦労様。」と労うけれど、

本人が黙して語らないのだから二度と聞かず、何も無かったように
二人のお喋りを聞きながら今日も終わろうとしている。