風吹く道
冬とは思えない暖かさの今朝、5時半起床。
「歯が痛い!」と何時も言っていた主人は午前中歯科医院に行った。

奥歯を一本抜糸して帰宅したが、流石に静かに座ったまま動かない。
私も、晴れて温暖な日中に電動自転車を飛ばして買物に行ってきた。

風が強く、花粉が凄く飛んでいる感じがし鼻がつまる。
主人の花粉症はひどく、朝起床時に咳が中々止まらない。

次女は、花粉症になる前から予防するお薬を飲んでいるので
症状が重くはならないが、睡眠時間が12時間、昼食後2時間と

食事以外は、眠っている。「お前もいい加減に自立をしなさい!」
そう言いながら職場まで車で送って行く主人を見て

親馬鹿だと思いつつ、何時も距離を置いて見ぬ素振りをしている。
そんな姿を見る度に、近所のお友達の家に足が向いてしまい、

「馬鹿ねえ、何処までもご主人に着いていくのよ。」励まされて、
菜の花を見たり満開の梅を見ながら風吹く道を歩いて我家に帰宅した。

夕方の曇り空は、周りの風景が何も見えず、今にも雨が降りそうな
予感がする。主人と次女が深夜食する三人分の夕食の支度にかかる。