歌が好き
国破れて山河在り、城春にして草木深し、時に感じて花にも涙をそそぎ、
別れを恨んでは鳥にも心を驚かす。
烽火三月に連なり、家書万金にあたる。白頭掻けば更に短く
全てしんに勝え(たえ)ざらんと欲す。(杜甫の春望) 

以上の漢詩に続いて氷川きよしの白雲の城の歌が始まった。
♪夢まぼろしの人の世は、流れる雲か、城の跡、、、、、、、。

好きな歌手ではないけれど、杜甫の春望を歌ってから舞踊をはじめた
大衆演劇の座長さんの舞踊は、若さに輝いて素敵だった。

11月8日の午後1時半から始まった舞踊ショーに、主人は写真を撮り、
真剣に手帳にメモをしていたが、私は本音を言えば余り観たくは無かった。

娘さんと離れたい一心で主人の言う通りに付いて行った。
歌は、何でも好きだが、愛知県に行くほど大衆演劇は観たいとは

思わなかった。只、色々な曲が聴けただけでも良かったと思う。