一ひら二ひら咲く椿 
飛行機が低空を飛んでいた音で5時半に目覚めてしまった。
樹木の葉が散って僅かに残っている葉を小鳥達が目ざとく見つけ

食べているので、もう餌も無くなってしまう為、群がっていた。
庭のさくらんんぼの葉を食べていた雀のお腹が大きい事に驚き、

あらっ、雀ってこんなにお腹が大きかったのかと
丸いお腹を再び見て色々な事が脳裏に浮かんだ。

晴れの日は5時半頃しらじらと明るくなり、6時半には太陽の眩しい朝となる。
近所の所々に、椿の花が咲きはじめている。

白くて大きな花びら、薄ピンク色の花びらが一ひら二ひらと次々に
花開く光景を見て、心の中にも花が咲いたような気がした。

朝の散歩中、近所の庭に蜜柑が実っていたり、様々な果実が実っている。
季節のお花、果実等を見れば冬が日増しに近づいている事を知る。