夢から目覚め
「お母さん、もう少しで××駅だから頑張ってね!」
私は、母を背負って線路の横にある細道を歩いていた時の夢を見ていた。

うとうとしている間に、押し寄せる波の音で目覚めた。
昨日の疲れがドッと出たのか、深夜0時前に、眠ってしまった。

今朝は5時半起床。清々しい風がすうすう吹く曇り空の朝、
誰との会話もなく、黙々と朝食の支度をする。

7時を過ぎる頃、晴れの空となり山々は青く、山肌がくっきり見える。
貴重な梅雨の晴れ間を有効に使う為、皆が起きた後、

急いで洗濯器を回し、その間、朝食とする。隣のお宅の庭を見れば
枇杷がたわわに実っても、誰も摘み取る人も無く、

鳥達が、目ざとく探して食べてしまうわ!余計な心配をしてしまう。
洗濯物を干す頃には、再び、曇り空が戻ってくる。

住宅の並んだ向こうから、青々とした緑の風が優しく頬を撫で、
おはよう! 私に微笑んでくれる。