小利大損
 2%って大きいのか小さいのか、どちらなのでしょう。

 ずっとInternet Explorer 6に対応していたあるサイトの一コンテンツを、とうとうIE6非対応のデザインに変えました。
 2001年に出たIE6に、今の今まで対応し続けたのは、2013年になっても訪問者の10%前後がIE6を使用していたからでした。
 そのIE6への対応を2014年の今になって止めたのは、今年になってからの訪問者使用ブラウザのうちIE6が占める割合が2%を切ったからです。IE6対応にするためにかける時間と、コンテンツを充実させるためにかける時間を、天秤にかけた結果でもあります。

 レイアウトは崩れるものの、サイト上の文字や画像は問題なく視認できることをIE6で一応確認した上で実行しましたが、これでよかったのでしょうか。
 2%、まだIE6で見に来る人がいることは確かなのです。この2%を切り捨てることで利となるか損となるか。

 未だに迷ってます。IE6も問題なく閲覧できるように手を入れることを再度提案しようかどうか。
 私的なサイトならともかく公式サイトで2%切り捨てってどのくらい影響あるのか、再度調べたいと言うのはもう遅いですかね。