国際電話
20130123-1
 FUSIONのIP-Phone SMART βサービスにおいて、国際電話サービスが開始されました。
 一律30秒8円(国際電話通話料非課税)の通話料で世界32の国・地域に発信が可能です。
 FUSION IP-PhoneのIP国際料金表と比べても随分お得になってます。
 これで「IP-Phone SMART」のSIPアカウントを登録したスマートフォンを持って海外にいる時に、日本国内の電話番号を相手に国内の番号同士で通話する時と同程度の料金で受信と着信ができる上に、海外の電話番号への発信も国内と同程度の料金でできるようになりました。
 海外の番号から「IP-Phone SMART」の050番号へ発信する時には日本国内の番号にかけるのと同じ額がかかってしまうので、海外から公衆電話などでかける時だけ気を付ける必要がありそうです。随分使い勝手がよさそうなサービスになりました。

 国際電話をかけられる国・地域は韓国、香港、シンガポール、中国、台湾、マカオ、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム、ハワイ、グアム、サイパン、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ(本土)、アラスカ、カナダ、ブラジル、フランス、ドイツ、イギリス、イタリア、バチカン、ベルギー、ギリシャ、オランダ、スペイン、スイス、ロシア連邦。
 このサービスを利用して国際電話をかけるには、IP-Phone SMARTのSIPアカウントで010+国番号+相手先電話番号を発信するだけ。
 一部サービス提供していない番号帯があるので、詳細はFUSIONの国際電話サービス提供国・地域のページで確認してください。

 初期設定では国際電話は無効になっていますが、設定は簡単です。
 ログイン後の「各種設定」→「国際電話設定」の「有効」にチェックを入れて「国際電話設定変更」を押下し出てきたダイアログに「OK」すれば有効になります。

 ところで、IP-Phone SMARTのFAQを見て以下の箇所が個人的に気になっています。
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 「IP-Phone SMARTでは国際電話へ発信できますか?」という質問には「はい、32カ国・対地への国際電話ができます。発信方法は010+国番号+相手先電話番号です。」と答えているのに、「海外でインターネットに繋いでIP-Phone SMARTを利用した場合、日本国内への通話は可能でしょうか」という質問には「はい、FUSION 050番号間、日本国内のSMARTが利用できる端末への通話が可能です。但し、日本で利用する場合と同様、日本国内以外の電話番号には発信できません。また、国やプロバイダーによってはデータネットワークによる音声通信を規制している場合があり、その場合には接続できません。」とあるのです。あれ?「日本で利用する場合と同様、日本国内以外の電話番号には発信できません」となると国際電話サービスの存在はどこへ?
 もしかして、海外にいる時には日本以外の番号には発信できないのでしょうか。これはまだFAQが国際電話サービス開始前の情報と混在していて直されていないだけだと期待してますが、どうなのでしょう。

追記(2013年3月1日):
 IP-Phone SMARTのFAQの気になってた箇所、書き換わってました。
20130301ss
 「海外でインターネットに繋いでIP-Phone SMARTを利用した場合、日本国内への通話は可能ですか?」という質問に「はい、通話が可能です。そのほか、32カ国・地域への国際電話もご利用できます。国やプロバイダーによってはデータネットワークによる音声通信を規制している場合があり、その場合には接続できません。」と回答されてます。
 日本国内への通話及び32の国・地域への国際電話が利用できるようです。