温清定省
 僕は今利用者の年齢層が10代から80代までのWEBコミュニティ二つに属しています。
 他にも色々入ってるけど、年齢層がそれだけ幅広いのは二つ。

 一つは、最近利用者が増えて、新しいコミュニティに馴染む為に、身の回りを整える術を取得した人が未習得の人に教えている状態。
 もう一つは、あまりに定年退職後の利用者向けに特化され過ぎて10代・20代の利用者の影が薄れました。
 どちらのコミュニティにも親と子ほどに年齢の離れて居るメンバーが居て、知識を持った年下のメンバーが初心者の年上のメンバーに教え諭している様を見ると、母との遣り取りを思い出します。

 僕の母はブラウザでネットサーフィンしたり、メーラーで友達とのメール交換をしたがっていて、でもWindowsとMac OSは絶対使いたくないと主張していて。
 ただでさえ余り初心者向けではないOSしか触りたがらない僕の母。その母にOSの起動方法から大まかにレクチャーした僕に、勝手に弄るとパソコンがおかしくなるのではないかと怖れて一進一退を繰り返す母。
 いくら僕が穏やかにゆっくりと説明しようとしても、長年の付き合いで僕の作り笑いも苛立ちの誤魔化しもばれます。
 そして、そんなに怒らなくてもいいじゃないかと母が怒り出して説明を途中で止めさせられるのが常。

 親が快く過ごす為の道具の一つにインターネットがあるのなら、その道具の使い方を僕は教えたいだけなんだけど。
 先ずは僕の短気を直さない事には孝行も何もあったもんじゃない。

編集 佳馨 : いやぁ、実はOSにしか拘ってないのです。
編集 e.t. : OSにまでこだわるとは、マニアックなお母様ですね
編集 佳馨 : 自習いいですね!その手がありましたか。
編集 orfe : ヾ(▽⌒*) あっはっはっはっはっは! これは敵いませんね! 課題を与えて、あとは自習としませう。
編集 佳馨 : それがその。母は教育者でして。教育者として僕の態度がなっとらんと怒るんですわ。
編集 orfe : 気持ち、よくわかりますよ。 教えることは忍耐と見切りです。 それは常に相対的なものです。