学生口調
 今日気付いたのですが、僕が普段お世話になってる先生方は、皆その方が学生だった頃の若者言葉を話しています。

 気付いた切欠は、とある教授のメールの文章。
 その教授ご本人は、見た目は渋くて格好良く、常に研究に意欲的で、熱い性格の方です。
 なのに、何であんなにメールは昔風に「きゃぴきゃぴ」してるんだろう…。
 見た目と文章の印象が随分違いますがな。

 他の教授も、よくよく注意して発言を聞いていたら皆さん学生風の口調で話してらっしゃいました。
 基本は丁寧な口調なんだけど、発言の端々に若かりし頃の流行が見て取れて面白いです。

 語尾に全て「ジャン」がついている非関東出身の教授。
 学生が自分の意に添わない提案をすると「エェー」と言う教授。
 単語単語の母音を伸ばして発音する教授。
 逆接でも何でもないところで、「てか」と話を切り出す先生。

 研究の世界から出ないと、四十を過ぎ五十を過ぎ六十を過ぎても口調の変化は余りないのでしょうか。
 面白いです。