情緒無し
 夕空と夜空の境目の美しいグラデーションの中に浮かぶ細い月をみながら…己の体調不良抱えてふらつく僕のこの情緒の無さったら莫迦ゝゝしくていけない。
 空調管理のされ過ぎた部屋から出た途端、頭が痛み目が眩む、傍から見たら僕がか弱いみたいで厭だ。
 
 左腕が痛む儘なのですが…と何処ぞの医師と電話したついでに切り出してみた。
 是も自業自得であるらしい。