宙ハ蒼ク君臨シ
 不信感増幅中。心の眼が緑に染まって行く。

 自分の事を「保険」なのかと訊いた人物に問いを返したかった。
 「僕は保険ですか。」
 訊かなくても判ってる心算だ。
 「僕は保険ですよ。」

 頼むから、是以上僕が信用出来無くなる材料を増やさ無いでくれ。
 君が何処で如何し様と僕が知ら無い限りは僕は平静で居られるから。
 知った後、僕が如何なるかなんて考えたく無い。