救急車
 気持ちがざらざらして居る。
 十月が終わったから、安心して眠れる気がするのに矢張り断続的にしか眠れ無い。

 四時頃に堀川を通る救急車のサイレンに起こされました。起きる直前救急車に乗る夢を見ていました。
 あの救急車で運ばれていたのは僕だったのだろうか。其れとも、僕は運ばれて行く彼の付き添いだったのだろうか。

 ガラスのユニコーンの角が折れて無くなっても、ユニコーンは馬の仲間には成れ無い。