2026年04月の記事


記録に残るモシリヤチャシ跡 「メンカクシ城跡」(松浦武四郎筆『東蝦夷日誌』所収)
  記録に残るモシリヤチャシ跡 「メンカクシ城跡」(松浦武四郎筆『東蝦夷日誌』所収)

 「国指定史跡 釧路川流域チャシ跡群」を構成する「モシリヤチャシ跡」。
 本史跡は築城者・由緒・地域間関係にくわえ、築造年代を推測できる、記録性を有する点で知られてきた。
 ここまで景観と、紀行記載時点での評をしることができたが、『東蝦夷日誌』記載はその根拠ともなる要素を後世に伝えてくれる。

 松浦武四郎は伊勢国一志郡三雲村(現在の松阪市)出身。蝦夷地東岸には弘化2、安政3年に続き同5年来訪する。
 釧路川左岸に流入する支流の合流点に近い、チャシ跡に足跡を記す最初の機会。
 『東蝦夷日誌』は慶応元年に編纂上梓した和綴木版刷り。

 安政5年、山川地理取調で来訪し、調査記録は『戊午蝦夷山川地理取調日記』として残る。
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