老化予防
 アジアは世界の成長センター。そのように申すそうで。
 放送大学。「SDGs下のアジア産業論(’23)」の6th=「第6回 アジア経済の現状と課題」を聴いたようで。
 授業主題は次のようになっていた。

 「国民経済計算の基礎となる議論する」
 「それを基に、アジア各国の国民経済計算、貿易、金融などを含むマクロ経済の比較分析を行い、アジアの現状と課題を明らかにし、将来を予測する」
 「アジア諸国の課題として、高齢化、所得格差、人口ボーナスの減少などを説明し、課題を克服する経済政策を探る」

 そこで「高齢化社会」「高齢社会」「超高齢社会」の説明。そして、「アジアは世界の成長センター」で、核が日本、中国、そしてASEANに移行、と。
 その日本でこれから必要、不可欠なこと。
 精神科医の和田茂樹氏の講演が、市内であった。釧路市内を中心に配布する紙面の一面に掲載。

 「50歳台から意欲の低下から心身の衰えが始まり、70台で体が動かなくなる事態に陥る」
 「意欲の老化を予防することが一番大事」と、ここは「老化予防 意欲がカギ」の<見出し>に結節。
 「継続した運動や勉強の重要性だけではなく、意見を発信すること、自身と異なる考え方の本を読む」など、挑戦や実験を続ける。高い意欲>をもって」

 「癌発生の原因は免疫機能を下げるストレス」「心の健康が体の健康に直結」「日本人は心のケアを軽視しすぎる」
 メンタルヘルスの重要性を指摘しつつ、「固定された価値観にとらわれることなく柔軟に生きる選択肢をすすめる」と。
 最後に、質疑に応えたとある。

 介護関係者が医療関係者との乖離=かいりなどの実情から介護現場の在り方を尋ねられ。
 「大事なのは、入所者の自己決定権があるかどうか」「医師よりも長期間現場を見ている皆さんの意見が反映されるべき」と回答。
 会場から自然と拍手が湧いた。(写真=『釧路新聞』 231106 一面 鉾之原頌吾記者)

 高い意欲 免疫機能維持 メンタルケア&意見発信 老化予防三カ条231106『釧路新聞』