皇后の尊名、呼び捨てとなっては 京都府竹野郡間人(たいざ)村の読み220611
皇后の尊名、呼び捨てとなっては 京都府竹野郡間人(たいざ)村の読み220611

京都の「間人村」。
 なにかで読んで、「なぜ、そう読めるの?」。そもそも、なかなか「読み」を暗記できなかった。
 カニの種名に「ハシウドカニ」というのがあって、漢字では「間人蟹」と書いて、「はしうどかに」と読む例を知ることができた。

 検索サイトに「間人 読み なぜ」と入力。
 探してみると、
 「【京丹後】聖徳太子と縁の深い地、丹後町間人」
 「どうしてそうなった!? 京都府の難読地名「間人」」
 「【間人】あなたは読める?難読地名の読み方と由来」。
 などのタイトルが示された。同じ疑問をもつ人は多い。そういうことで。

 うち、「どうしてそうなった!? 京都府の難読地名「間人」」は[ちちんぷいぷい - 毎日放送]で、2015年1月23日に放送されたらしい。その記載となっている。
 「間人皇后は「はしうど」皇后と読み、聖徳太子の母君のこと」。
 「間人皇后が蘇我氏と物部氏の争乱を避けて丹後に身を寄せ」ていた。
 「(都に戻る時)感謝として自らの名前である「間人(はしうど)」を村に贈り」「この地に自分の名前を付けるように言った」。

 しかし、村人は当惑した。
「住民は間人皇后の名前を呼び捨てにすることを畏れ多く思いためらい」
「皇后がこの地から「退座」したことにちなみ、間人を「たいざ」と読み替えた]
.

「退座」にちなみ「「たいざ」と読み替えた。ここがポイント。
 地名を記憶するに、「貴人退座」の<物語を想起>することが重要。