「虫の形をみていると・・・・」 養老孟司談210310
「虫の形を見ていると、神様は詳細に存在する」。 
 「なんでこんな形に作らなければいけなかったなか」と。

 

 養老孟司談、nhkの夕方番組。昆虫の標本をつくりながら、
 「死んだらそうなるか、など考えると時間の無駄」。
 「ひたすら、昆虫標本をつくる」、と。


 東慶寺の墓苑。
 「墓を見て歩く日課ができた」「墓の方からヒトや社会をみると、どうなるか」、
 「そのような、モノの見方のあることに、気がついて」。

 この話を聴いていて、山口県立大学に勤める教員夫人の記載を思い出した。
 「草木や花の側から、ヒトや社会、地域をみてみるとどのように見えるか」。
 植物観察の視点。桜の開花期に若者にすすめているのだ、が。