岩保木水門 090521


 岩保木水門 090521.
 釧路川から新釧路川を分水した分流点にある水門.地形図で示させていただきますよ.

 釧路湿原
 そこは微妙な傾きながら、<西高東低>.これを<冬型気圧配置>と、呼んでいます.泥炭地植生を流れる河川は、いちばん東の丘陵地にちかい、釧路川に流入するのです.



 昭和初期設置.
 その<昭和水門>に近づいてみると、なかなかの偉容です.
 扉のところで、<川の流れ>はかわっているのです.
 
 屈斜路湖
 そこから流れてきた釧路川は、扉の向こうに消えていっています.
 かわって、扉の前から<新釧路川>がはじまります.川の先には、釧路湿原が広がっています.

 土砂堆積.
 人工的に、流路変更、河口の港湾に土砂が堆積することを、<防止するため>でした.

 仕事に行き詰まったら.
 この場面で、悠久の大河の流れをジーッと見つめてもらっています.

 <川の流れに悠久><泥炭地植生に広大>.
 そこで時間を過ごしていただき、<退屈>がはじまったら、場所を離れて<家路>をめざしていただき、ます.