「余した時間、なにに活かす?」 本橋成一談「格差社会から協力社会」
「余した時間、なにに活かす?」.本橋成一 格差社会から協力社会へ、

 交通機関が整備された.ハイヤー&タクシーもある.
 どの交通手段をつかって、目的地にゆくか.選択肢がふえて便利、快適になった.
 高速、大量輸送で目的地に安全に運んでくれることが、目的化して「巨額な投資を行って、実現したが」と、問う.

 ラジオ深夜便.5月17日、朝.写真家・映画監督 本橋成一が出演して、「格差社会から協力社会へ(2)」の放送を途中から、聞いた.

 「世界はひとつ」.聞いたときは「すばらしい!!」と、共感したが、と.そのうち、「どこか、おかしい」.北海道の協働学舎で活躍の「のぞむ」「ふくざわさん」と、紹介.

 「平和のために、互いに協力.格差社会ではなく協力社会ではないか」、と.




 1965年頃であったか.
 「地下鉄、バス、ハイヤーで、どれが早く目的地につけるか」. そう問うて、答えはハイヤー.そこでもう一問.「で、早くついたことで『できた時間の余裕を、どのように活かすの?』、そこが問題」.
 そうした話を聞かされたこと、聴きながらおもいだした.

 ひたすら高速化をもとめた新幹線.「そこまで早くして、どうするの」.
 問うたのは哲学者の梅原猛氏で、あったか.