常識をひっくり返せ! 阿部正弘
常識をひっくり返せ! 阿部正弘.二つのポイント.

1)反対派を取り込め 攘夷派のなかから水戸家、薩摩・島津家を幕政に参加させる(反対できない、データの提示).

2)責任の一端を担わせる 諸大名に鎖国、開国を判断させ、「開国要求は無視、が、自藩は自分の責任で守れ」.(他人事にせず現実的に考えさせる)

(以下、番組の案内に記載)
テーマは「常識をひっくり返せ!」。幕末の老中・阿部正弘に注目。
阿部は「鎖国が常識」という時代にあって、いち早く開国の必要性を痛感。ペリーが来航すると、巧妙にじょうい派を懐柔し、開国へと導いていく。
この時代に阿部がいたからこそ日本は諸外国とのあつれきや戦争を起こすこと なく、そして植民地化を避けつつ、その後の近代化の基礎を作ることができたと評価する研究者も多い。
光が当たりにくい幕臣の功績を掘り起こす。