灯芯(とうしん) うるま市


灯芯(とうしん) うるま市.沖縄で藺草(いぐさ)栽培がおこなわれている.

 岡山県が著明であるが、沖縄のそれは岡山の藺草より茎が太めで、「畳表が長持ちする」との説明があったような気がする.

 それはともかく、番組のなかで「灯芯」の話がでてきて、おやおやと思った.
 灯芯は、照明器具につかわれた.菜種油などの油脂を浸透圧というか表面張力というか物理的原理を活用して、油槽の油分が先端に達して火炎にかわる.

 実態はモヤシの如く乾燥した白い繊維で、素材はなにかと思いめぐらしていたが、藺草を転用したモノと初めて知った.
 灯芯は白色、藺草は「青々とした畳表」の表現にあるごとく、独特の青地.
 両者は思考の中で結合しなかった.

 沖縄・うるま市の藺草は、海岸縁で育成される.海岸縁ゆえ、ほどよい「潮風が害虫や雑草を防ぐので農薬は殆ど使わない。
 また、雨の少ない島では田んぼの近くには小さなため池をつくる」のだ、そうだ.

 そこが藺草の田となり、「初夏に海からエビやカニなどが海から上ってくる。サギなどがいない小さなため池は、カニたちの格好のすみか」にかわるという.

 里山.自然と人間の共生という点でも興味が喚起されるも、藺草が畳表に灯芯の素材とは、知りませんで.