田舎そばセット 休日の中心街
 田舎そばセット 休日の中心街。営業していた百貨店の前にある、老舗の蕎麦処で休日の昼食。

 お店の案内
 テーブルの案内記載に「田舎そばセット」と、あった。
 メニューは手打ちそばのザル蕎麦、かしわ抜き、時節のてんぷら5種、蕎麦団子の組み合わせとある。

 二人分注文。
 経費は社会勉強と説明。こちらの懐から千円札分、銭貨充当分は連れ合い出費と言うことで同意をもとめ、いささかの贅沢。
 「蕎麦はどれに?」
 注文を聞いた女将さんから、意外な照会。聞けば、「柚子そば」「田舎そば」「貴美そば」の3点から選ぶことができるのだ、そうで。
 それぞれ、ひき臼製とか、粉の製法まで説明が。「田舎そば」と依頼したら「少々太目ですが」と、麺のように細身の女性が恐縮しながら了解を。

 かしわ抜き。
 鶏肉が二種。気配りで、二種あったとおもう。老鶏のウマミ摂取と若鶏の肉そのものの味が楽しめたように思えた、が。
 田舎そば。
 大根のおろし汁に、特製の「麺つけ汁」を「少々ずつ注いでください」と。「出汁=ダシ」などと言わないようにするには、お蕎麦屋さんへの知識が、大いに不足。
 てんぷら。
 エビ、牡蠣、イカ、タラの精子(「タチ」と申すか)と、仔魚。
 蕎麦団子。
 焼き味噌が団子の上に、これを「甘口のうまみ醤油」で、頂戴する趣向。

 なかなかのボリューム。良かった。店主おすすめの逸品かとおもいながら、楽しめた。
 休日の朝、午前9時すぎに家を出て、徒歩で山の上の生涯学習センターまで。行きは一目散。帰路は、蕎麦屋さんで休息。
 のち、再び徒歩で。合計5キロの道のり。

 休日の商店街。
 かつては人の流れで味、サービス、購買の需要があったが、今は、それぞれのお店の個性と味で、ヒトの流れができようとしている。

 お店に跡継ぎができるかどうか。
 お店の努力もさりながら、お店の個性と提供の質を解する市民が拡大するかどうか。そこに、かかっているように思えた。
 また、出かけてみよう。こんどは、説明のセットに銘酒のくみあわせが、よさそう。