美術館 第三世代。
 ラジオ深夜便。11日未明の放送。出演は大原美術館の館長。聞き手は石沢典夫アンカー。

 「美術作品の保存・管理」は、美術館の第一世代。貴重品の収蔵庫ににして、宝物たるの保存優先の時代。

 「利用・鑑賞の機会、奨励」、つまりは「作品の利用・公開に努める」は、美術館の第二世代。熱心に見入る大人に交じって、児童たちがワイワイ、ガヤガヤすることがあっても、見て、評価してもらわないことには「宝の持ちぐされ」。
 昨今は、休館日に専門職員が出て、児童・幼児むけの開放事業すら企画されて、いると言う。「職員は、たいへんですねー」は、アンカーの意見。

 「美術活動の拠点」。それが第三世代の美術館。創作、画家養成の機関と言うこと、か。

 夜中に目をさまし、ラジオの電源を入れてながれてきたのが、この対談。

 出演の館長。「美術鑑賞は多様にして、一本道はないが鑑賞の極意」を信条とされるらしい。

 仰向けになりながら、しばし聞き入り、記憶のままに記載したものにつき、内容の精度はあやしいが、おおむね以上の要旨であったかと、思う。

 放送がおわり、まもなく午前5時の朝かとおもいきや、「午前2時をお知らせいたします」。愕然。まだ、早暁のことであった。