都市の求心力
 絵ハガキを見ていると、地域のどこに関心と注目が集中しているかが見えてくる。

 自然景観に注目のあつまる時代もあって、そこにはそれなりの背景がある。人と自然の近接という接点である。

 では地勢的にはどうか。それは投資の蓄積による点が多いように思える。投資が人を呼び、地域の成長をうながす。

 元気な要因はなにか。投資の蓄積である。都市も大人になってゆく。投資の蓄積が「伸び盛りの求心力」を生む。

 しかし、いつまでも投資の時代かというと、成長の時代の次には投資が来る。たとえれば、「人柄の魅力」で都市も大人になってゆく。

 幣舞丘陵。そこでは市立病院は民間の医療法人病院に転じた。数々の官公庁舎は転じて、図書館と生涯学習施設にかわった。

 医療と文化。その高次性こそ、これからのこのマチの特性であるように、おもえるのだが。