昭和の家
 NHK朝の番組「美の壷」。今朝は、「昭和の家」。

 明治と大正・昭和の家では、「間取りが違う」。中廊下のあるなし。部屋のつながりが、部屋同士のつながりから、中廊下を介したつながりに変化。要因は、プライバシーへの配慮だそうだ。

 明治と大正・昭和の家。その違いの第二は、来客優先の間取りから家族にとって居住空間のアメニティを優先させる配慮。家族のための空間を優先し、広さ、南面、採光などの考慮がされるという。

 ほかにも、伝統のなかのモダン。和風の中の洋風という意匠思想があるそうだ。

 なぜ、明治と大正・昭和の間取りや家のつくりに変化が起きるか。放送では明確でなかったが、サラリーマン社会、終身雇用制の給与生活者の増加とかかわりが、あるのかも。