ザウルス復活! のシャープ。
正確にはザウルスではない。NetWalkerなる商品をまもなく出す。
これが、ミニPCといいながら、WindowsでなくLinuxベースのUbuntuに、汎用の一チップCPU, 液晶こそ自社製だろうがブラウザはFirefox, メールはThunderbird, オフィス統合にOpenOffice, と徹底して今hotな汎用性のあるコミュニティとして開発の継続しているソフト群に、入出力としてmicroSD, USB+miniUSB,無線LANは内蔵、という仕様できた。3秒起動。
ほぉ、と感心した。
かつて、ビジネスマン御用達としてあれほど一世を風靡しながら滅んでしまったザウルスは、Linuxベースといいながら独自OSに独自ソフト、開発者環境を作り自作ソフトも支援しつつも拡張性のなさか結果的に切り捨てる形となっていた。
その反省を元に、徹底して汎用性、継続性、即時起動を求め出した結論に違いない。
今度こそ、ザウラーや個人開発者を切り捨てない。
そんな強い意志を感じる。

ただ、電池が内蔵式でユーザーでの交換ができない、ってのはダメ。ロワとかで代替バッテリがどれだけ売れてるのか知らないのか(私も知らないが本気で使うと2年も経ずへたってくる(携帯と同じ)のに)。
それと、個人的に一番問題なのは、手書き入力がない(たぶん)こと。今も手書き入力で打ってるのに(アルファベットはキーボード)。
まぁ進化するよ。-Z1だし。ザウルスよ永遠なれ。