蝉しぐれ
遠雷の音を聞く。
しかし、雨は全く降らない。

熱中症警戒アラートが毎日のように出て、
猛暑との戦いの日々に疲れが増す。

7日は二十四節気の一つ立秋になる。
日本における旧暦8月の異称。

耳を傾ければ、我家の周りは蝉時雨となり、
夕方になっても賑やかに蝉が鳴いて居る。

蝉の幼虫は土の中で七年過ごし、
寿命は僅か一週間と短い。

蝉は真夏を教えてくれた。
私の鳴き声を聞いて!
語っているような気がする。

松の木に止まっている蝉に「もっと生きて!」
私は心で叫んだ。

生物の命の儚さに一抹の寂しさを思う。
お盆が近づきお墓の掃除に行かなければ!

11日~14日のお盆になれば
お寺の僧侶さんが檀家回りにいらっしゃる。

そう思って居ても猛暑の中を徒歩か、
電気自転車で行こうとしても暑すぎる。

長い長い猛暑続きの青空。
週末が猛暑のピークかも知れない。

暑さのピークは後僅かと思えば嬉しい。
既に蜻蛉が青空に飛んでいるのに。

残暑とも言われるが、未だ猛暑の真っ最中。
今日は41,4℃の酷暑日、
吹く風が熱く嫌な気分がする。

もう少し頑張れば涼しい秋はやってくるかしら。
体力が少し落ちてきたが頑張らなければ。

畦道に 蜻蛉が踊り 夕暮れて 精一杯に 
鳴く蝉愛し。

編集 freehand2007 : 「せみしぐれ」。情緒にみちた素晴らしいタイトル。引き込まれましたー。
編集 しなもん♪ : こんにちは~♪(*^o^)/ 暑い中にでも自然の昆虫に思いを馳せる、、、素敵ですね(*^O^*)