潮騒の町
9日の午後、空港からバスや電車、タクシーを乗り継いで、
故郷の駅に降りた時、微かに潮の匂いがする。

あゝやっと海辺の町に着いたわ!
両手と背中の荷物を下ろして楽になれる。

そう思い門から玄関に入る迄が草茫々で
これは予想以上に大変だと汚さに驚く。

早春に咲いていた菜の花も相当丈が伸びて、
蜘蛛の巣が張りそこから黴が生えたようになっていた。

うっそうと茂る銀杏の木の下に小雨がぱらぱら降り出し、
家に付いてから雨に降られて幸運だと思う。

蒸し暑さに慣れた身体には風雨が肌寒く感じ、
彼がまだガスは使うな!入浴等出来る筈がない。

安心したせいか疲れがどっと出て
部屋の片づけを少しして眠ってしまった。

深夜未明、強い雨音に目覚めると打ち寄せる波の音、
潮に引かれ砂や石ころがザーッと音を立てる。

誰も居ない二階で疲れていた私は再び眠った。
競歩が大学で一番早かった彼は何時でも先に行き、

小柄な私は何時も後を追いかけて走って行く。
歩調を合わせてくれる優しさ等は全くない。

帰郷して3日目に晴れ29℃まで気温が上がり
強風が吹き荒れるなか草取りを始めた。

夕暮れになると急に涼しくなり、
夕食の為の買物に自転車を走らせる。

電気自転車でも今日は重く感じて帰りの向かい風に
負けじと足に力を入れると身体の力が抜けていく。

5月は爽やかな春風が吹き柿若葉が陽光にキラキラ光り、
傍に寄れば柿に小さな花が咲いてきた。

編集 sakura : 寅さん、いつも有難う^^
編集 : さくらは走ったら転んでしまうのか・・どんな足をしているんだ? それは冗談だけどね? さくら? 「人生七転び八起き」って言うじゃないか・・あとね?「転んでもタダじゃ起きない」とかね? 今度は転んだら近くにある石ころ拾ってな? その石をひろしに投げつけてやれ! まぁ、それも冗談だから本気にするな? さくらが不憫でならねぇ・・。 夢なんかみないで眠るんだぞ、、いいな? 今夜はコレでおひらき。
編集 さくら : 間違っても、おんぶはしない。私が走って転んでも絶対に起こしてくれず黙っています。冷たいですね。私は二階で生活、ひろしさんは一階で生活です。ありがとう^^
編集 sakura : 私は10年以上、手を繋いだ事がないわ。ひろしさんが手をつなぐのを嫌だるみたい。傍にも寄らないわ。彼には彼女がいるから。
編集 さくら : 車椅子は高いらしいね。買えないわ。
編集 sakura : タコ社長さん、車いすは絶対に買わないわ。ケチだもの、家は電話も今回は辞めて入れないの。不便だわ。
編集 おばちゃん : 「おばちゃん登場♪」みんな何を馬鹿なこと言ってんの。 さくらちゃん? ひろしさんの背中に、おんぶしたらいいじゃないか。・・・寅(それがいい! さくら、おんぶだ!)
編集 おじちゃん : 二人で手を繫いで歩いたらどうなんだ? 無理やりに引きづられているみたいで、さくらは嫌か?・・・
編集 : おい! タコ社長、お前の言うとおりだ。 でも職工の給料じゃ買えないだろう? さくらに俺が車椅子買ってやるから・・。さくら? ほれっ、財布に500円くらいは入っているから好きなの買ってきな。
編集 タコ社長 : 長身のひろしさんの歩幅に、さくらさんが合わせるのは疲れるからね(笑 ならさ〜車椅子を買ってもらってね?さくらさんが乗ってさ?ひろしさんに押してもらうってのは? いつかは、そんな日がくると思うけどね?
編集 sakura : 挙ん2さん、いい時期に帰郷しました。でも私は沖縄が好きですがリフォームがあるので大変ですから一緒に来ました。いつも元気でしっかり者のきょんさんの元気を分けて貰いたいです。有難う御座います^^
編集 きょん2 : さくらさん 慣れしたんだ土地をまた離れまたいい時期に帰ってこられた事 色々あっても落ち着く事でしょうねぇ〜お庭の手入れも大変でしょうけど柿も花も色々楽しみが有り 季節は裏切らないですね秋になったらまた……でも身体が一番大事です。無理なさらないで出来るだけコツコツが良いかも?さくらさん今日も元気fight