白い紫陽花
しらじらと辺りが明るい午前5時起床。
朝の風は涼しく清々しい。

潮の匂いのする海風が窓を開ければすーっと入り、
赤い紅葉が青葉に代ろうとかさかさ揺れていた。

先週の夕方、主人と評判の良いラーメン屋さんに、
数年ぶりに連れて行って貰った。

彼は違うお店に行きたかったので「絶対に残すな!」
機嫌が悪かったが具だくさん野菜ラーメンを食した。

小食の私にはラーメンの量が多すぎたが、
叱られるので脇目もふらずにラーメンを食べ続けた。

彼が三分の一食べないうちに、私はラーメンを食べ終えた。
以前から来たかったラーメン屋さん、とっても美味しかった。

量の多いラーメンを食べた後は胃が重く
翌日は正露丸のお世話になり自分の愚かさに笑ってしまう。

畦道を歩いていると白鷺、鴨、鴎達が田圃に餌を探し、
その光景は愛らしい。

夕暮れ時に鴎はキイキイ鳴きながら海の方へ飛んでいく。
鴎は水面に眠るのか、白鷺は木の上で休むのだろうか。

海岸を通っても人はまばらで寂しいだけ。
案の定、主人は背広を着て今朝8時頃旅に出た。

「何処に行くの?」私が聞いても教える訳がない。
「朝食を食べて力を付けて行ってね。」私が彼の前に運ぶと、
文句を言いながら食して車で家を出た。

彼を送り出した後、太陽が眩しい真夏日近い日中になり、
涼しい朝に比べて気温がぐんぐん上がる。

雨も降らないのに白い紫陽花が咲き始め、
少し離れた場所に行けば白からピンクや水色の紫陽花が
ぽつぽつ色づき水無月が近い事を知る。

この頃は買物を夕暮れ時に行くので、
あれこれ見て我が家に帰る頃は日がとっぷりと暮れていた。

編集 sakura1205 : ハルさん、こんにちは。あの日は近隣市に外出したので車で迎えに来て貰い、夕方なのでラーメン屋に行きました。大切な用事の時は車に乗せてくれます。ハルさんもご主人様が早く退職されて帰るといいですね。いつも有難う御座います。
編集 sakura1205 : まこちゃんさん、そうですか。お世辞でも嬉しいです。翌日直ぐに帰りました。有難う御座います。
編集 ハル : 念願のお店でご主人と美味しいラーメン食べる事ができてよかったですね。私にはラーメンよりもご主人が一緒に行ってくれた事が嬉しいです。(^_-)-☆ これからは少しずつ一緒に行動してくれるようになって欲しいですね。お互いに若くはならないんですものね。
編集 まこちゃん : 小説みたいな日記ですね、なかなかこんなに上手くかけませんよ、それにしても行先も告げず出ていける関係っていいな?日帰りでしょうか?