海の青さに癒され  
昨日の朝、私は疲れて寝坊をしてしまった。
何となく何時もと違う物音に気づき午前6時半起床。

私に気づかれないように主人が自転車で駅に向かって
出て行く。

電気自転車で飛ばせば主人に追いついたと思う。
追いついたところで「帰れ!」と言われるだけ。

彼は用事が有って東京へ行ったのかもしれない。
何時もの気楽な旅ではなく切羽詰まった感じがしていた。

昨日も相当慌てゝレンタル車を借りて1日中飛び回っていた。
帰ってきたら聞きたい事が有るの。

私が聞いても黙して語らないかもしれない。
昨夜はあれこれ考えているまに午前1時過ぎに眠った。

寝不足の今朝6時半起床した頃は曇っていた空が
時間を追うごとに日差しの強い晴れの空に変わる。

最高気温が28度くらいなら暑さに慣れた私には動きやすい。
夕暮れになれば紅葉の葉がそよそよ風に揺れ涼感を呼ぶ。

こんな夕暮れ時は海に行ってみよう。
椰子の木が並ぶ南国情緒あふれる海沿いに数人の人達が居た。

青くて美しい海は時には恐ろしい海に変わる。
私の五感は全て耳に集まり静かな波音を聞いていた。

お願いだからこのまゝ変わらぬ海でいてね。
青空の日は海も明るいブルーで穏やか。

私は、心が崩壊しないうちに
私の心にうつるロングアップの風景を追う。

華やかに咲いた満開の桜並木、甘い香りの藤祭り。
心が明るくなると思っていた。

しかし期待はよく外れるもの。
それでも弱い心にムチ打って自分を励まし、

楽しい未来を考えると身体も心も軽くなる。
これからも私が掴んだ一筋の道を笑顔で歩いて行こう。