お墓参り 
昨夜、主人が北海道から帰って間もなく長女から電話が入った。
「お父さん、帰って来たのでしょう?」主人は喜んで電話に出る。

長女の嫁ぎ先の実家から「明日、こちらの両親達とお墓参りに行きます。」
明けて今日、雨の予報は外れて太陽の照りつける暑い日中になる。

炎天下の中、皆さんが来る前の午前10時頃二人でお墓の掃除を済ませ、
一旦家に戻り、正午に料理屋さんで待ち合わせをしてそこで食事をした。

長女夫婦が、両方の両親に御馳走したいと言う希望で私は楽をしてしまい、
申し訳ない気持だった。

その後、午後2時の一番暑い時に皆さんとお墓参りをした頃は
帽子もかぶらずに焼けるような暑さを感じた。

私は、例年通り生花を飾ったが長女は枯れて汚くなるからと
造花を持参してくれたので、「有り難う。暑いから造花がいいわね。」

私は素早く生花を花瓶から出して家に持ち帰った。
僧侶が檀家回りするのは14日なので、その日に来られたら来るらしい。

長女の近くに引っ越した次女は父に無断で仕事を辞めたため、
父をけむたく思っているのか、来なかった。

優しい長女のお婿さんは「××さんは元気にやっていますから。」
私達に心配をかけぬように一言、この頃の次女の状況を教えてくれた。

今夜は窓を開ければ心地よい涼風が昼の疲れをとってくれ、
暗い樹木の間から一匹の蝉の声が聞こえる。

編集 yama0008 : いろいろとお疲れ様でしたね。