穀雨
7ヶ月も沖縄に住んで、あっという間に帰郷する日が近づいて、
近所の方と別れるのが寂しくなる。

私の性格をよく分かっている人、顔が会えば挨拶だけする人、
「今度、何時会えるのかしら?」言われゝば寂しさがこみ上げる。

足を少しづつ元に戻す為、知人と菩提樹の木の下を歩いたり、
バスに乗って国際通りを少し歩いた。

大通りの横に眼をやれば本通り、平和通りも
平日にも関わらず活気があり大通りは何時も賑わっている。

今日はちょっと足の運動に無理をしたのか、
軽い筋肉痛になった感じがする。

今迄は走っていたのに、走ろうとしても走れなかった。
その時は眼の前が真っ暗になって完治する迄は遠い事を知りショック。

二十四節気の1つ穀雨に相応しく、
様々な穀物を潤す春の雨が降り続いている。

北国では、雨が降れば花散らしの雨になると思う。
花の命が短いように人も運命に逆らう事なく暮らせばいい。

人は、一人暮らしはできても、
人は、一人では生きてゆけないから。