二百十日
雑節の1つ二百十日は、立春から数えて210日目で9月1日頃。
台風襲来の時期で稲の開花期にあたる為、昔からの農家の厄日とされる。

実際に、強い勢力を持つ台風12号が日本列島に近付いている。
動きの遅い特徴を持つ夏台風で30日には関東東海辺りから北を
通過予定だった。

それが昨日になれば進路がに北西にゆっくり進んでいる。
現在は日本の南海上にあり、
3日に室戸岬の東へ4日に日本海付近に達するらしい。

しかし、週末に日本列島に上陸して大きな影響を与える事は間違いない。
昨夜から雨が降ったりやんだり少し台風の影響が出てきた。

風がパタパタ雨戸を叩き、時折りひゅーっと強い風が吹き始める。
台風も北上をはじめてきたので進路がはっきりするかも知れない。

速度も10キロから15キロに動きもほんの僅かスピードが出てきたと思う。
海の波は高く、9mとうねりを伴っている。

今日から9月になり少しずつ秋めいてくると思っていたのに、
2~3日、台風が四国から東海に上陸するとの事。

黒い雨雲が流れてくれば小鳥達の姿も消えて、
樹木の葉がざわざわ揺れ、嵐の前の静けさかと思えば胸が騒ぐ。