さようなら2011年3月
昨年の四月上旬には満開の桜が咲き誇り、
眼の前まで桜がふわふわと微風に揺れていた。

明日から四月がくると言うのに蕾が膨らむ程度で
桜並木を歩いてもちょっと寂しい。

桜が咲くと必ず一緒に血潮紅葉が色鮮やかな赤に染まり、
その後、れんげの花が夢のように広がっていた。

こんな光景は遅くなっても必ずやってくると思う。
日本には四季が有るのだから。

今日は、大根、じゃが芋、蒟蒻、おでんの材料、お醤油等、
重い物を両手に持って歩いて買物に行って来た。

遠回りをする余裕はなくて近道を歩いて家に帰れば、
東北地方に震度5の余震がきて心配をしていた。

毎日のように東北関東に余震がきている。
余震がくる度に「恐い。」と泣き叫ぶ幼子、老人を見て、
私も余震が揺れゝば震度3,4でも恐怖感がわいてくる。

これ以上大きな余震はこないで欲しいと青空に願う。
東北の人達は心棒強い。避難所にいる人は遠慮しないで貰いたい。
一日も早く暖かい場所で生活して欲しい。

夢にも思わぬ自然界の変動によって大地震が起こり、
今、日本は復興に向けて懸命に頑張っている。