小雨の朝 
昨夜は、次女が午後6時に入浴したお風呂に10時頃、入った。
追い炊きしても、ぬるくて身体が温まらなかったが、

彼女が夜勤の日は、何時もぬるま湯のようなお風呂に入っている。
23時20分までそっとして、その時間に起こさなければ遅刻を

してしまう位ぎりぎりの時間に、「××ちゃん、何時だから起きてね」
小さな声で必ず起こしている。

そして、ソファーに眠っている主人を起こし、病院まで彼女を送って貰う。
車の免許も有り、夜は車が空いているにも関わらず運転をしないで、

父に送って貰う彼女に、私は、何時も自分で運転をすればいいのにと
思いながらも、口には出せずに静観している。

今朝は、小雨がしとしと降り、霧笛の音で6時前に目覚めた。
風の音が一晩中、雨戸をパタパタ叩く音がしていたので、海も視界が悪いとか、

そんな事を勝手に想像していた。庭の樹木の葉も枯れて落ち、
初冬の風に枝だけが揺れている。日増しに本格的な冬が近づいている。