羅甸学習
 三年くらい前にラテン語の学習をしていた折に、自分の物覚えの悪さに辟易してその時最も頻繁に更新していた自分のサイトのCSSのIDにラテン語を使った事がありました。
 何度も何度もキーボードにラテン語を打ちこんでいけば、綴りや意味を忘れなくなるのでは無いかと思って。
 その時は、ページ上部のナビゲーションを括ったdivのIDはcaputにして、ページの内容はcorpus、サイトのタイトル部分はtitulus、フッターはpes…という風に出来るだけ使う箇所に関わりを持たせた単語を使用したつもりでした。
 
 その時はそれでよかったのですが、そのサイトを久し振りに更新しようとしたらラテン語の単語の意味を忘れかけていてどのIDがどこの何だったのか一々照らし合わせないと分からなくなりました。
 「aequalitas」とかいう単語がIDにされていても、何でそこにそのIDなのかもうさっぱり覚えてないです。
 あれですよ。「aequalitas」って確か同等とかいう意味だったと思うのだけど、何と同等にした心算で僕はその単語をIDに使用したんだろう。その時の僕の意図が分からない。
 それに一々意味を忘れたラテン語が出てくる度に気になって辞書で意味を調べてしまうから全然作業が進まない。
 
 面倒になってきたので、CSSソース中にラテン語が出てくる度に、コメントアウトを入れて単語の意味と使用意図を書き込んでおきました。
 何だか本末転倒な気がするのは気のせいじゃない。

編集 佳馨 : 二兎を追うものは一兎も得ず、ですね。
編集 e.t. : いえいえ、一石二鳥って考えますよ、うまくいった試しはありませんが・・・