IE6にだけ適用するCSS
 IE6にだけ特定の指定を適用させるCSSの書き方には何通りかの方法があります。
 その中からeclatで使えそうなものを此処にメモしておきます。

■大文字でidやclassを指定する。(IE6)
(「スタイルシートのクラス名などで問題になることも!? 大文字・小文字の違いに注意!」http://allabout.co.jp/computer/hpcreate/closeup/CU20050422A/に詳細記事あり。)
 Windows版 IE6.0ではDOCTYPE宣言が先頭にないとXHTMLでも標準モードではなく後方互換モードで表示する仕様になっています。
 eclatではXML宣言がHTMLの先頭にあり、DOCTYPE宣言が二行目にあるのでIE6.0で見ると後方互換モードで表示されます。
 IE6.0では後方互換モードの場合、idやclassの大文字や小文字の区別をしません。
 それを利用して、例えばeclatの掲示板の新規投稿(id="write")部分なら

#Write { background-color: red; }

 と、掲示板のCSSファイルに書くとIE6.0で掲示板を見た時だけ新規投稿の背景が赤色(red)で表示されます。
 FirefoxやMozillaでは、大文字・小文字が区別されるのでこの指定は無視されます。

■「* html セレクタ名」を使用する。
(「そろそろIEをはじくCSSも整理しておきますか」http://blog.y-iweb.com/archives/000117.htmlに詳細記事あり。)
 「* html セレクタ名」で指定した部分はIE6にのみ表示されます。
 これを利用して、例えばeclatの掲示板の新規投稿(id="write")部分の指定なら

* html #write { background-color: red; }

 と掲示板のCSSファイルに書くとIE6で見た時だけ新規投稿の背景が赤色(red)で表示されます。