エンデ
 「好きです!」と今日の昼、僕は妙に力を込めて返答してしまった。
 単に「ミヒャエル・エンデを好きなの?」と訊かれただけだったのだが。
 
 自分の好きなドイツの事柄についてのレポートにミヒャエル・エンデのレポートを出した僕に「好きなの?」と改めて訊いたドイツ人の意図は僕にはちと判ら無い。
 「好きです!」だけでは説得力が無いかと思い「日本で出されたエンデの作品は全て読みましたよ、好きですから。」と更に言い募ってみた。いや、本当に日本で出版されたものは全作品読んでいたりするのだが、其処迄謂わ無い方が好かったかも知れ無い。
 
 まだまだレポートは残ってる此の現状を如何してくれ様。