鬱憤
 部屋に居る異物が鬱陶しいのです。

 いい加減自分の家に帰れと謂っているのに「遠慮しないで。」と謂い返されます。
 僕は遠慮はしておりませんよ。本当に此の空間から消えて欲しいのです。

 言葉が通じ無い生き物は僕は嫌いですよ。
 特に其の生き物が人間の形状をしている場合は。

 昨晩の僕の睡眠時間は一時間。
 是以上僕の睡眠を妨害したら九階のベランダから堀川通りに突き落としますよ。