教室にて
 亦、年下クンに切羽詰った顔で言われた。今度は違う年下クンに。
 如何して僕なのか理解出来無くて、余りに僕に都合が良過ぎるから、是は夢だなと決め付けて殴ってみた。相手が哀しそうな顔になり、夢じゃ無かった事に気付いて…。
 ごめん、寝惚けて居たのだよ。殴れば夢が終わると思ったんだ。
 ある意味夢は終わったけどね(虚)

 間違った道を選んでしまったと気付いたら道を選んだ場所迄戻れば良い。
 言うのは容易だね。
 僕は決して戻れ無いから、間違った道の上で其の侭立ち尽くすんだ。進む事も出来無いし、戻る事ももう出来無い。