思考変異
「二人が一緒に笑い合って居るのを見ると僕の胸は絶望的な妬ましさにしくしく痛む。
 彼女が彼に向ける微笑みを見る度、胸が潰れる思いをする。僕にでは無く、彼に与えられた女神の祝福。
 彼女が彼の事を訊く時、彼が彼女の事を理解した様に語る時、僕は胸中がざわめき砂を噛む心地がする。」
 是が最近迄の僕の心中。

 昨日も今日も違う気持ちで居た己に気付きました。
 今は己の将来の事で頭が一杯なのです。
 僕の事考えてくれ無い人達の事なんて如何でも良い。