2008年09月の記事


「朝の賑わい」
<<インド>>--デリー--


何ともカラフルな街の様子である。

乱立する看板のほとんどが、英語で書かれているのが興味深い。

庶民の足、人力車がたくさん置かれているが、此処が彼等の溜まり場なのであろうか。

小屋の中では、たくさんの男達が、朝の食事をしながら、仕事前の談笑を楽しんでいるようだ。

街中を歩く女性たちのほとんどがサリーを着ているのが、一層街をカラフルに色取っている。

こうして今日も一日、街は活気を呈していくのだろう。
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「生活力」
<<インド>>--デリー--


走り去る車の中から見た、下層階級の人々の生活状況。

走行中の車から撮ったのでぶれてしまったが、雰囲気はお分かりいただけるだろう。

自分達の手作りで造ったと思われる、ブロックを積み上げただけの家には、階段が無いのだろう。
こうして外から梯子を掛けて、二階に登るようである。

この画面の中だけでも、14人くらいの人間が散見できる。
屋根の上に登っている子供達は、一体何をしているのだろうか。

アラムさんが、インドでは大きな地震が無いから良いけれど、もし地震が来たら、これらの家は一溜りも無く崩れてしまうだろうと言っていた。

此処でも、逞しく生きるインドの人たちの、生命力を感じたものである。
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「見詰める目②」
<<インド>>--デリー--


建物の中で作業をしながら、じっとこちらを見詰める男性二人。

昨日の男の子達の背景の家の中に居た、この男達の写真に気付いただろうか。

どうやら彼等は、自分の家を自分達の手で、修復しているらしい。

子供達をビデオを撮っている間、ずっと作業の手を止めて、私と子供達の様子を眺めていたのである。

この目付きの鋭い男は、どうやら車の窓ガラスを叩いた、反抗的な男の子の父親のようである。
アラムさんが何か叫んだ時、彼もまた男の子に何か言ったからである。

この親にしてこの子あり、ほとんどのインド人は、我々に対して好意的であるが、全ての人間がそうであるとは限らないようである。
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「見詰める目」
<<インド>>--デリー--


男の子の何人かが、車の近くに来て覗き込んだ。

私の持っている小型のビデオカメラにとても興味が有るらしい。

しかし、後ろに居る子は明らかに反抗的な顔付きである。
前席に居るガイドのアラムさんが、窓のガラスを閉めてくださいと注意した。

と同時に、子供達に向かって、アラムさんが大声で何かを言った。
何を話したのかは、インド語で知る由も無い。

前の二人は車を離れたが、後ろの子が近付いて来て、窓ガラスをドンドン叩きだしたのだ。

この子は、私のビデオカメラを取ろうとしたのだろうか。

一連の出来事は、車が停車したほんの数分の事であったが、全ての子供達が、異国人に対して友好的とは限らないようである。

やがて車は走り出し、お互いに彼等と手を振り合いながら、その場を後にしたのだった。
この子が、他のたくさんの善良な子供達に同化して、良い子になることを望みたいものである。
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「集まる子供達③」
<<インド>>--デリー--


次々に別の子供達がやってくる。

まるで、顔見せ興行のようである。

こんなにたくさんのメンバーが、一体何処から出てくるのだろうか。

ひょっとして、私が彼等を珍しく思ってビデオで撮っているのだが、逆に彼らに変わったおじさんがカメラを構えているといった好奇心で、見られているのじゃないかという錯覚に陥ってきた。

弟を抱いた女の子は、サリーを着ている。

抱いているお姉さんも、抱かれている弟も、実に慣れたもので、小さな母親と言った感じである。
インドでは、こうして兄弟の強い絆が形成されて行くのであろう。

この光景には、戦後の我々の姿を再現しているような、懐かしささえ覚えたものである。
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「集まる子供達②」
<<インド>>--デリー--


今度は女の子の集団が集まって来た。

車が渋滞で、のろのろ運転になったほんの数分の出来事であった。

彼等とは肌の色や顔付きの違う我々に興味が有るのか、それとも私が手に持っているビデオカメラに関心が有るのかは定かではない。

多分、綺麗な車に乗って車の中から、にこにこしながらビデオを回している我々に好奇心が有るのだろう。

遊ぶ道具を持たない彼女たちにしてみれば、こうした動作をしている我々が不思議な存在であり、興味の対象なのであろう。

それは戦後、今までは日本人しか見たことの無い日本の子供達が、初めて見る進駐軍のアメリカ人に群がったのと同じ感覚なのではなかろうか。

中には女の子らしく、恥ずかしそうな仕草をする子、真剣に眼差しでこちらを見詰める子、にこにこと笑みをこぼしながら女性らしい仕草で、こちらを見ている子など様々である。

路地の奥からこちらを眺めているサリーの女性は、子供達の母親だろうか。
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「集まる子供達」
<<インド>>--デリー--


私がビデオカメラを回しているのを見て、集まって来た子供達。

車が渋滞でのろのろ運転になった。
商店街の景色が珍しいのでビデオで撮っていると、それを目敏く見付けた子供が仲間に声を掛けると、ご覧のように車の近くにやって来て、何か声を掛けるが分からない。

中には弟らしき男の子を抱き上げて見せる子もいる。

昔の日本がそうであったように、インドでは子供だけの社会が完全に成り立っている。
大きい子は小さい子の面倒を見て、子供達だけで遊び、そこから色々な事を覚えていくのだ。

子供社会の確立、それが本来の健全な子供達の成長に欠かせない有り方のような気がするのだが…。

残念ながら、今の日本は、親掛かりでないと、子供が外で自由に遊べない、物騒な世の中になってしまった。

一見、物騒に見えるインド社会は、貧しく何も無い環境であるが、実は日本より子供達にとっては、ずっと自由に暮らせる国なのかもしれない。
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「商店街②」
<<インド>>--デリー--


街を行く人にもかなりの貧富の差が有るようだ。

結構綺麗な車を走らせる脇には、古色蒼然たる不思議な自転車を漕ぐ人も居る。

商店の看板は、この自転車の男とはおよそ場違いの華やかなものである。
しかしその商店自体が、広告とは無関係な粗末さである。

この店は恐らくチャイを売る店であろう。
インド人の一般的な飲み物、チャイは何処で飲んでも美味しい。

紅茶にミルクと砂糖を混ぜたものだが、沸騰してあるので、チャイならお腹を壊さないとアラムさんが言っていた。

チャイと言えば、トルコでも飲み物は同じ、チャイであった。
但し、トルコのチャイはミルクを入れず、紅茶に氷砂糖を入れて飲むものであった。
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「商店街」
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車はデリーの商店街へと入って来た。

此処でも、店の前の空地にのんびりと座り込む牛の姿が見られる。

牛は全て放し飼いだから、至る所に居る。
正に人間と牛が、対等の立場で共存していると言った所である。

いや、インドでは牛は神様だから、人間より上の存在かもしれない。

ガイドのアラムさんが、インドでは牛乳は飲むが、牛肉は決して食べないと言っていた。
豚肉や鶏肉は平気で食べるのだから、同じ動物でもかなりの差別待遇である。

道路を横断しようとしている女性のサリーは、幾分シックなようである。
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「紅一点」
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正にこの言葉がぴったりするような光景である。

ほとんど替わり映えのしない男達の容姿に比べ、目の覚めるような鮮やかなサリーは周りを明るくする。

但し、このサリーの女性が若くて綺麗かどうかは別問題である。
インドでは、お婆さんでも結構派手なサリーを、平気で着ているからだ。

夜目遠目傘の内、の諺ではないが、後姿で良しとした方が賢明かもしれない。

ついでながら、日本では女性が着物を特別の行事の時以外は、ほとんど着なくなってしまったが、インド女性は、このサリーを着て歩くのが普通である。

しかも一口にサリーと言っても、実に種類や着方が豊富で様々であり、見ていて飽きる事がない。

暑いインドで、頭からすっぽりのこの姿は、さぞかし暑いであろうと思われるが、そうではないとのことであった。
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「通学」
<<インド>>--デリー--


インディラ・ガンジー空港に向かう車の車窓から見た、少年の通学光景。

ちょっと暗い光景が続いたので、パワフルなデリーの人々の様子を紹介しよう。

朝食後、スルーガイドのアラムさんが迎えに来て、これから飛行機で、インド第4の規模を誇る都市ヴァラナシ(ベナレス)へ向かうとの事で、車上の人となった。

ヴァラナシは、ガンジス川の沐浴で知られる街である。

時刻は朝8時、丁度通勤通学の時間帯で、街は活気を呈していた。
小学生だろうか、大きなリュックを背負って学校に向かう少年が居る。

背後の空き地には、バラックのような家や、色とりどりのオートリキシャ、バイクなどが散見できる。

デリーでは日常の朝の光景だろうが、我々にとっては、始めてみる朝の光景に、興味津々で瞬きもせず車外を眺めていたのだった。
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「朝の散歩⑤」
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何処に向かうのか、朝早くからホテル前の道路を歩く男性の姿。

歩道は草木が生い茂り、歩道の役目を果たしていない。
車道も少し陥没しているようで、当初の路面より、低くなってしまっているようだ。

ホームレスなのだろうか、大きな袋の中は、彼の家財道具か、それとも何処からか朝の内に漁ってきたものなのか。

こういう人が実に多いのも、インドの特徴の一つだ。

日本のホームレスは、結構身なりのきちんとした、栄養の行き届いた人間が多い。
一度ホームレスをやったら止められないとも聞く。

しかし此処では、毎日が生きるか死ぬかの、サバイバルディのような感じがする。

ホテルを出発した後も、巨大なゴミの山にたくさんの子供や大人たちが群がって、何かを漁っている姿を目にしたものである。

国は、原子爆弾を所有し、パキスタンと競っているようだが、彼らに対する支援策はどうなっているのだろうか。
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「朝の散歩④」
<<インド>>--デリー--


ホテルの裏側を散歩していると、こんな場面に出会った。

少年が一生懸命洗濯をしている。
彼の飼い犬かそれとも野良犬か分からぬが、犬が一匹彼のその姿を傍で眺めていた。

何処からかバケツに水を汲んで来て、路面の上で、たわし状の物で衣服を擦って洗っているのだ。
洗い終わった物は、植え込みに広げて乾してある。

果たしてこんな汚れた路面の上で洗っていて、洗濯物が綺麗になるのかどうか疑問である。

路面を見てもお分かりのように、丁度この頃、大粒の雨が降り出してきて、我々も慌ててこの場を後にしたが、彼はこの後、乾した衣服をどうしたのだろうか。

日本ではもうすっかり見られなくなった光景である。
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「朝の散歩④」
<<インド>>--デリー--


ホテルの裏側を散歩していると、こんな場面に出会った。

少年が一生懸命洗濯をしている。
彼の飼い犬かそれとも野良犬か分からぬが、犬が一匹彼のその姿を傍で眺めていた。

何処からかバケツに水を汲んで来て、路面の上で、たわし状の物で衣服を擦って洗っているのだ。
洗い終わった物は、植え込みに広げて乾してある。

果たしてこんな汚れた路面の上で洗っていて、洗濯物が綺麗になるのかどうか疑問である。

路面を見てもお分かりのように、丁度この頃、大粒の雨が降り出してきて、我々も慌ててこの場を後にしたが、彼はこの後、乾した衣服をどうしたのだろうか。

日本ではもうすっかり見られなくなった光景である。
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「朝の散歩③」
<<インド>>--デリー--


ホテルの裏側をちょっと行くと、こんな光景が広がっていた。

まるで、ゴースト・タウンである。
ビルが散在しているが、全て廃墟と化し、周辺には雑草が生い茂っている。
ぺんぺん草が生えるとは、正にこういう状況を言うのだろう。

一体これはどうしたというのだろうか。
インドにも嘗て高度成長時代があり、ビルが乱立し、様々な店が入居したが、消費が無く、皆倒産してしまったようである。

どのビルの中も、物が散乱し、ゴミの山が築かれている。
それらの部屋を整理し、新しい入居者を募集する気配も見られない。

空き地の中央に見える草むらから、いきなり男が起き上がったりするから驚きだ。
彼は草むらにシートを敷き、そこで一夜を明かしていたらしい。

今、中国ではオリンピック景気が去り、経済が下降線を辿っていると聞く。
このような光景が出現しない事を、強く望みたいものである。
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「朝の散歩②」
<<インド>>--デリー--


ホテルの裏側で見掛けた光景。

この男は一体何をやっているのだろうか。

近くに行って見てみたら、1メートル位の鉄筋を粗末な台から降ろして、2つに曲げているのである。

「おはよう」と声を掛け、「一体何をしているのか」と聞いてみたら「売るのだ」と言う返事が返ってきた。

この辺りには、たくさんのビルの廃墟が有る。

恐らく何処かのビルの中に散在するこれらの鉄筋を拾って来て、廃材のように曲げて売りに行く事で、生計を立てているのかもしれない。

彼の脇にあるビルも、どの部屋を見ても、シャッターが閉まり、中はもぬけの空なのである。

彼はそれらの廃墟の中のどこかに住む、住人のようである。
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「朝の散歩」
<<インド>>--デリー--


ホテル前の通りの朝の光景。

ちょっと早く目が醒め、7時からの朝食までの間、ホテルの周辺を散策してみた。

人力車に乗った若者が、丁度ホテルの前で降りてお金を渡し、暫く漕ぎ手の男性と話をしていた。

まだ人通りも少なく、散歩などをしている人がまばらにいる程度だ。

インドの主要交通手段は、この人力車とオート力車(三輪のオートバイ)である。
インド語でも、ジンリキシャと、オートリキシャと言うのだそうだ。

昔日本から持ち込まれたこれらの乗り物が、そのまま定着し、日本語のまま、使われていると言う事を知って驚いたものである。
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「守衛さん」
<<インド>>--デリー--


ホテル・シティパークの玄関横で入退出をチェックする守衛の二人。

ちょっといかめしい顔付きだが、結構話すと気さくな連中である。

台の上には当日宿泊するお客の名簿が有るらしく、車で到着する客の出迎えと、ホテルの客であるかどうかをチェックしているのである。

こうしてみると、此処のホテルに一元の客として宿泊するのは難しいのであろう。
彼等が居るからこそ、我々も安心して宿泊出来るのかもしれない。
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「旅仲間」
<<インド>>--デリー--


今回のインドツアーに参加したメンバーの記念写真。

デリーのインディラ・ガンジー国際空港に着いて分かったのだが、我々男性3人の他に、一人でこのツアーに参加した女性が居た。

なんと彼女はインド一人旅は、今回で二度目だと言う。
流石にインド事情に詳しく、我々ツアー・メンバーの中では一番元気であった。

仏教の歴史に関心がお有りとの事で、専ら東南アジアを中心に、いつもお一人で旅をしているとの事であった。

さて、これからこの4人で、どんなインド珍道中が始まるのか、興味は尽きない所である。
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「ディナー」
<<インド>>--デリー--


ホテルのレストランで、注文した夕食。

と言ってもメニューを見ても英語とインド語の品々では、何を注文していいのか分からない。

目に入ったのはミックス・グリルと言う品名。
これなら色々な物が取り混ぜて有るだろうと、それを一個だけ注文した。

ウェイターはあと何を注文するかと聞いたが、取り合えずそれを注文して、あとはまた様子を見て頼むと言って、出てきた品がこれ。

早目の夕飯が、機内食として出たのを食べて、まだ余り時間が経っていなかったので、これだけで十分であった。

それにしても、ドレッシングや食事の合間に食べるつまみ類が、みな辛い物ばかり
どうしてこう辛い物が並べてあるのか、インド人の嗜好は普通ではないなと思ったものである。
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「安らぎの時」
<<インド>>--デリー--


ホテルのレストランで、カクテルを飲みご満悦の私。

夜は危険なのでホテルの外に出ないでくださいと、ガイドのアラムさんから言われてしまったので、止むを得ずホテル内のレストランで夕食を摂った。

しかし日本人は我々だけだし、メニューを貰ってもインド語と、英語で書かれていて、その料理がどんなものなのかチンプンカンである。

取り合えず、先ず飲み物と言う事で、私は辛口のカクテル、モスコミュールを注文した。

大型のグラスに注がれたカクテルは、グラスの周りに付いた塩と相俟って、疲れた体を癒してくれた。

ただ、残念だったのは、別のコーナーでインド音楽の生演奏をしていたが、そちらは全て予約席とのことで、見ることが出来なかった事である。
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「支配人とフロント嬢」
<<インド>>--デリー--


前載のフロント嬢と一緒に働いていた、別の女性と支配人のポートレート。

昨日載せた女性を撮っていたのをこの二人も見ていたので、彼女だけでは失礼になるので、こちらの二人も撮らせてもらった。

と言うより、こちらの彼女もとても優しさが感じられて好感を持てたし、支配人も我々に気配り十分で感じか良くペアで撮影させてもらった。

矢張りフロント業務に携わる人々は、ホテルの顔とも言うべき存在なので、最初の第一印象で、ホテルの品格が決まると言っても過言ではないであろう。
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「フロント嬢」
<<インド>>--デリー--


典型的なインド美人である。

長い眉毛、黒く大きな瞳、細かく白く揃った歯、彼女は快く我々を迎えてくれた。

シックなおそろいのサリーも、このホテルの落ち着いた雰囲気とマッチして、彼女の優雅さを醸しているようだ。

彼女には、わざわざデスクの中から出てもらい、背景のこの大きな絵の前に立ってもらって、撮影した次第である。

両手に描いてある模様は、今インドの女性の間で流行っているハンド・アートである。

次にはもう一人のインド美人に登場してもらおう。
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「ロビー」
<<インド>>--デリー--


シティ・パークホテルのロビーの光景。

高い天井と照明を抑え目にしたロビーは、フライトで疲れた我々に、落ち着きと安らぎを与えてくれた。

受付で応対してくれるフロント・レディ達も自然の笑みを絶やさずとても感じが良い。

ほとんどのホテルが、売店などをロビーに併設しているが、此処のホテルにはそれらしき物が無く、インドの骨董品を展示している、小さなコーナーがあるだけであった。

驚いたのは、此処のホテルに限らず、エレベーターの反応がとても遅いことである。
ボタンを押しても直ぐにはドアが閉まらず、昇降も一呼吸置いてから始まる。

インドでは全てが、のんびりとしているから、せっかちな日本人には、ちょっといらいらするかもしれない。
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「宿泊ホテル」
<<インド>>--デリー--


インド到着の日に宿泊したシティ・パークホテル。

当初の予想に反して、結構立派なホテルであった。

シティ・パークと言う名前からして、安宿かと思っていたが、堂々たる構えの立派なホテルであったので、嬉しい誤算であった。

街の中の喧騒から離れて、此処だけは別天地である。
但し、ガイドのアラムさんからは、夜外に出るのは危険なので、外出はしないで欲しいと、念を押されてしまった。
華やかなサリーを身にまとったお客などがやってくるから、インドでも富裕層が泊まるホテルなのであろう。

暫くはホテル内部や、周辺の様子を載せてみようと思う。
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われ関せず
<<インド>>--デリー--


町の喧騒をよそに、のんびりと地面に横たわる牛達。

インドではご存知の通り、牛は神様的存在である。

この牛達は空き地に座り込んでいるからまだ増しだが、渋滞の道路の真ん中で、うろうろしているケースも多いから、更に渋滞に拍車が掛ると言った具合である。

我々の車の前にも、時々突然牛が現れるので、ぶつからないかとはらはらするケースが多いが、運転手もなれたもので、巧みにハンドルをかわして彼らを避ける。

仲間とも話したが、とてもインドでは、車の運転は出来ないなと、痛切に感じたものである。

牛ばかりではない、犬やら山羊やら、果てはロバまで放し飼いで道路をうろちょろしているのだから驚きである。
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路地裏
<<インド>>--デリー--


「路地裏」

午後の日差しが差し込む路地裏の光景。

何気ない光景だが、私好みの写真である。
デリーの子供達の日常が映し出されていて、しかもインドの様子を垣間見る事が出来るからだ。

こんな路地裏の壁にまで、巨大なインドの企業の広告が書き込まれている。
TATAはインドの巨大財閥企業なのである。

大型トラックからバス、乗用車まで、なんと国内シェアの50%をこのTATAで占めている。
他の東南アジアの諸国では、日本を始めとした外国の輸入車が多いのに比べ、インドではTATA社の車が圧倒的に多い。

そればかりではない。
TATAは鉄鋼、金融、IT産業、産業機械、食品に至るまで、あらゆる産業、農業分野までを席巻する巨大企業なのである。
何とこの企業に従事する従業員は、200万人を超すというから、驚きである。
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「帰宅どき②」
<<インド>>--デリー--


家路に向かう女性のサリー姿は、ひときわ鮮やかで目を引く。

ガイドのアラムさんの話だと、サリーにも流行が有る様で、最近は実に様々な種類のサリーが増えたとの事であった。

目の覚めるようなカラフルなサリーを着ているので、さぞ若い女性だろうと思って、前に行って振り返ってみると、おばさんだったり、お婆さんだったりする。

しかし、年をとっても目にも鮮やかな服を切る事が出来るのは、街全体が汚れた雰囲気の中にあって、街を華やかにするから良いのではないだろうか。
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夕餉どき
<<インド>>--デリー--

道の脇に露店を張る揚げ物屋にたむろして簡単な夕食を楽しむ庶民の姿。

店と言っても竹竿にテントを張っただけの屋根の粗末なものである。

脇に水道があるから便利なのであろう。
歯を磨くもの、水を飲むものなど様々な庶民の姿を見る事が出来る。

平気で道に出て横断しようとする若者、人と車の格闘である。
これで喧嘩にならないのが不思議なくらいである。
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「インドの空」
<<インド>>--デリー上空--


インドはこの時期雨季だと言うので心配したが、この光景を見て安心した。

インディラ・ガンジー国際空港に近付き機種を下げ始めた眼下に、インドの大地が見え始めた。

私は今でも機上から外を眺めるのが好きである。
だから席は出来るだけ窓際を取るようにしている。

人間が一万メートルの上空から眼下を眺めることの出来るチャンスは、この時しか無いように思えるからである。

千切れ雲の間から見る世界はまだ見ぬ未知の世界である。
正にこの瞬間が、今回はどんな出会いがあるのだろうかと、わくわくする瞬間なのである。
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「帰宅どき」
<<インド>>--デリー--


夕方会社や学校を終えて家路に向かう人々の光景。

デリーに到着したのは午後の5時頃であった。
だからこの光景は6時ごろの街の様子を、車のフロントガラスを通して撮ったものである。

アフター・ファイブの一番楽しい時間、皆思い思いに語らいながら、のんびりと道路を走ってくる。

最近はIT立国として躍進目覚しいインドだが、こうした労働者がそれを支えているのであろうか。

我々が不思議に思ったのは、仲の良い男性同士が、手を繋いで歩いている光景を時々見掛ける事である。

仲間の一人が彼等はホモなのかと聞いたが、そうではなく、インドでは親友同士は男女に限らず手を繋ぐのが普通だとガイドのアラムさんが言っていた。

国によって習慣は色々だなと思ったものである。

リクエストが有り、この曲を使用した。
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