2014年09月の記事


「見番横丁」
<<日本>>--新宿--


神楽坂のメイン通りから横道に入った所に有る、道路標識

平成23年(2011)12月に新宿区が制定した、全長約100mの通りの名称である。

芸者衆の手配や稽古を行う「見番」が沿道にあることから名付けられたが、この家は芸者衆に踊りなどの芸妓を教える家のようである。

神楽坂は、東京でも有名な花柳界で、昭和初期の頃には、沢山の御茶屋や料亭で栄えたようである。

今でもその名残りは残っており、神楽坂芸者衆も、三十数名が現存しているのだという。

一度後学の為に、こんな所で豪遊してみたいものだと仲間と話し合ったが、その値段がかなり高額であると聞き、そんなお金が有ったら、海外に行って豪遊した方が良いという結末になった次第である。


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「神楽坂」
<<日本>>--新宿--

昨日は、旅仲間のメンバーとの、久々の飲み会であった。

いつも飲食のためだけに集まるのでなく、ちょっと趣向を変えて、東京散策を加えようとの常任幹事の相棒の発案で、神楽坂に出身大学のクラブが有る仲間の計らいで、当地での会合が実現した。

神楽坂は、江戸時代花柳界で栄えた有名な場所、飲み会の前に一時間ばかりの散策となった。

私は嘗て新入社員の頃、上司が神楽坂に行き付けの飲み屋が有り、良く連れて行ってもらったものだが、それから50年、どんなに変ったかちょっと興味が有った。

飯田橋からのメインの坂の様子は、昔の面影とは変り過ぎて、イメージが湧かなかったが、一歩脇道に入るとご覧のような場面が残っていた。

神楽坂芸者に、黒塀の御茶屋、小暮実千代の妹さんが、今でも住んでいて経営している店だという。

良い機会なので、暫くこの地の紹介と行こう。


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「ワヤン君奥さんの実家」
<<インドネシア>>--バリ島--


ワヤン君が車で迎えに来てくれて、最初に訪問したのは彼の奥さんの実家であった。

ウブドでは、ご覧のように大家族制度が中心で、一族郎党が同一敷地内に、家族ごとの別棟を所有していて、皆がお互いに助け合いながら生活しているのが常である。

昔の日本も、同じような大家族制度が存在したが、今はほとんどの家庭が、独立した核家族になってしまっている。

どちらが良いかはそれぞれ一長一短が有るだろうが、少なくとも年寄りを崇め、若い人たちが面倒を見る点では、老後の憂いは無いであろう。

奥さんの実家では、格安の民宿も経営しており、我々が訪問した時も、オーストラリアの中年カップルが、二組逗留していたのであった。

余談だが、手前の美人の若い女性は、ワヤン君の奥さんの妹さんとのことであった。


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「ホテル前にて」
<<インドネシア>>--バリ島--


ワヤン君が迎えに来るまでの間、ホテル前の状況を、お互いにカメラに収めたりしていた。

このホテルの良い所は、メイン・ストリートに面していながら、とても情緒が有り、私が居る後ろの階上では、夜は食事を摂りながら、ライブの演奏を聞くことが出来るのである。

我々が宿泊したのは、此処の三階と四階であったが、静かな個室を希望する人は、此処を通り抜けて、熱帯植物が生い茂る小道を行った、コテージも用意されているのだ。

どちらを好むかは、逗留する目的によって違うが、我々はこの通りに面した、出掛けるのに都合の良い、ビル形式の部屋が便利であった。


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「仲間と一緒に」
<<インドネシア>>--バリ島--


カジャネ・ホテルの前のベンチで、旅行仲間と記念撮影。

ワヤン君が車で迎えに来てくれる間、4人でお互いに相手を変えて、記念撮影をしていた時の一枚である。

この日は、先ず最初にワヤン君の奥さんの実家に行き、その後モンキー・フォーレストで行われる儀式、ポトンギギ(歯を削る成人式)を見学する予定なので、皆ワヤン君に貰ったバリの正装用の帽子を被っている。

私と一緒に写っている彼の涼しげなシャツは、昨日ワヤン君が行き付けの洋服店に連れて行って貰い、買ったものである。

郷に入れば郷に従えで、彼は海外旅行に行くと、必ず現地人が着る洋服などを買って着るのだという。


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「朝食」
<<インドネシア>>--バリ島--


カジャネ・ホテルでの、朝食レシピの様子。


此処のホテルの朝食は、バリ・ハイアットのような、バイキング形式の朝食ではない。

ウェイトレスがオーダーを取りに来て、三種類のメニューの中から、自分の食べたいものを注文するのである。

私といつも一緒に旅をしている相棒は日本食を注文し、後の二人はそれぞれパンが主体の、違った朝食を注文していた。

私はどう言う訳か、昔からパン食を食べると胸が焼けてしまい、胃腸薬を飲まないと胸焼けが治まらないのだ。

だからどうしても主食が、米でないと落ち着かないから、日本食が有るのはとても有難いのである。

この朝のメニューは、炊き込みご飯に、タマゴ焼きやサラダ、おしんこに果物と言ったヘルシーな物であった、真ん中には驚くほど沢山の醤油が注してあった。


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「警備員」
<<インドネシア>>--バリ島--


ホテルに入ってくる車を、厳しくチェックする警備員の姿。

カジャネ・ホテルの専用駐車場は、10台位しか停まれないスペースなので、部外者が不法に駐車するのを厳しくチェックしているのである。

だから、ワヤン君が我々を車で迎えに来るのにも、このホテルの駐車場には入ることが出来ず、ホテルの前のモンキー・フォーレ通りの道路に駐車し、我々をピックアップしてくれると言った具合である。

但し、道路に駐車する際は、此処に居る2人の警備員が、ワヤン君の車をホテルの前の駐車可能なスペースに、誘導してくれるのである。

此処バリ島でも、増え続ける自動車の駐車場を確保する事に、頭を痛めているようである。


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「ホテル前の眺め」
<<インドネシア>>--バリ島--


ホテル前のベンチに座って眺める通りの光景。

文字通りカジャネ・ホテルは、ウブドのメイン・ストリート、モンキー・フォーレスト通りのど真ん中に有る。

だから目の前を行き来する各国の観光客や、地元通行人の行き交う様子を見ているだけでも、飽きずに暇潰しになる。

メイン・ストリートと言っても、此処の道は一方通行であり、道路の半分は、駐車可能地域になっているから、早朝以外は、沢山車が置いてあるので、一車線だけの走行車線になってしまう。

バリ島は鉄道が無いから、数年前までは、バイクが主流であったが、今はマイカーが主流になりつつある。

事実、ワヤン君もバイクは持っているものの、通常の交通手段はほとんどマイカーか、会社の車を使用していると言う。


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「ホテルの部屋」
<<インドネシア>>--バリ島--


ウブドのカジャネ・ホテルに宿泊して、2日目の朝を迎えた。

昨日も目一杯活動したので、のんびりと朝寝坊して朝を迎えた。

フリー旅行だと、自分達のペースで毎日を過ごすことが出来るのが有難い。

此処のホテルには、壁掛け式の液晶テレビやら、WIFI無料接続のサービスなどが有るから、スマホを持っている人には有難い事だろう。

テレビもNHKの総合テレビが映るから、朝ドラやニュースを見るのに不便を感じない。

窓を開けると、熱帯地方独特の鳥の声や、鶏の鳴き声などが聞こえてくるから、日本の嘗ての懐かしさを一段と感じるのである。


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「ナイス・ショット」
<<インドネシア>>--バリ島--


妃役の踊り子が踊る踊りの振りが、丁度決まった所で、シャッターを切ることが出来た。

かなり離れた位置から、カメラをズームアップして、激しく踊る被写体を、ぶれずにカメラに収めるのは、かなり難しい。


たまたまこの写真は、お決まりのポーズを踊り子が取った時に、上手くシャッターを切ることが出来た。

王女役のこの女性は、バリ女性にしては、実に目鼻立ちがはっきりとしていて、欧米人のような感じさえする。

それにしても彼女の目力は、じっと見据えられると、金縛りに合ったような気さえしたものだ。


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「王と妃の踊り」
<<インドネシア>>--バリ島--

男女の絡みも入った、王と妃の踊りである。

この踊りに関して、説明が無かったので、どんなストーリーの踊りなのか分からなかったが、二人の呼吸が実に良くあって、その表現力に感心したのであった。

しかし、右側の王役の男性が、どう見ても化粧や衣装などから、男性の王様らしく見えないのは、私だけではないであろう。

この踊りは始めて見る出し物であったので、どんな踊りなのか、説明することが出来ないが、煌びやかな踊りであることは間違いない。

出来れば、日本語で書かれた演目のパンフレットなどを配布してくれれば有難いのだが…


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「クビャール・トロンポン」
<<インドネシア>>--バリ島--


これもバリ舞踊では良く踊られる、一人踊りの難しい舞踊である。

男装をした女性の踊りを、男性が模して踊る踊りである。

私は何度かこの踊りを前に見ているので、この踊り手が、男性であることが分かっていたが、我々の仲間は、私がこの踊りを踊っているのは男性だよ、と言うまでは、誰も気付いていないようで、驚いていた。

事実、私自身も最初踊り始めた、この踊り子の姿を見た時、ちょっと太目の女性だなと、思ったくらいである。

怪しくセクシーな表情と、見事な扇子さばきは、屈折した表現形態を見事に醸し出しているのである。


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「レゴン・ラッサム②」
<<インドネシア>>--バリ島--


宮廷女官チョンドンに続いて登場した、隣国のランケサリ王女の踊りである。

流石にラッサム王が恋した妃だけあって、妖艶な踊りを披露する。

太古の昔から、王族同士の男女の色恋沙汰は、大きなトラブルに発展するものらしい。

チョンドン役の踊り子が真紅の衣装を着ているのに対して、このランケサリ紀とラッサム王は、緑を基調とした衣装を身に着けているのは、どのレゴン・ラッサムを見ても同じである。

ちょっと残念だったのは、3人の踊り子達が、過去に見たものは、いずれも十代の少女であったが、此処で踊られたちょっと年が上のようであった事だ。


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「レゴン・ラッサム」
<<インドネシア>>--バリ島--


いよいよ待望のバリ古典舞踊、レゴン・ラッサムが始まった。

この物語は、インドネシアの古典「バンジ物語」に由来するのだが、最初に登場するのが、真紅の衣装を着けたチョンドンと言う宮廷女官の踊りである。

ある国のラッサム王が、隣国のランケサリ妃に恋をしたが、敵国同士であるために、チョンドン女官が二人の仲を裂こうとして、必死に二人の道行きを止める様をこの場面では表現している。

ラッサム王とランケサリ妃は、全く同じ衣装であり、見分けが付かないくらいである。

若い十代の女性3人が踊るのが通例であるが、差し詰めインドネシア版、ロミオとジュリエットと言った所であろうか。


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「バリス②」
<<インドネシア>>--バリ島--


バリスを踊る12才の少年舞踊家の全身像。

今までこのバリスの踊りを見たのは、4回目である。

踊り手の男性は、その都度違ったが、12才のこの少年は、その中でも一番若い舞踊家であったが、過去に見たバリスの踊りの中でも、決して見劣りのするものではなかった。

彼に限らず、バリでは物心付く子供の頃から毎日踊りの特訓を受け、師匠がこれなら舞台に出せると判断した時に、初舞台を踏むのである。

まだ初々しさの残る童顔の少年だが、一たび踊り始めると、その踊りのすばらしさに、彼の年を忘れてしまうのである。

それにしても、開演直前に、舞台の前に闖入したモラルの無い中国人一行の人影には、憤懣やるかた無いと言ったところであった。


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「バリス」
<<インドネシア>>--バリ島--


12才の少年が踊る、これもバリの古典舞踊では有名な戦士の踊りである。

この踊りは、最初から最後まで、一人の男性舞踊家が踊り続けるとても難しい踊りである。

戦場に赴く、戦士の勇気と哀歓を表現する踊りであるが、この踊りだけは、踊り手がガムランの演奏に合わせて踊るのではなく、ガムランの奏者のマスターであるクンダン(太鼓)奏者が、踊り手の動作に合わせて演奏を行うのである。

丁度その様子が、この場面で見て取ることが出来るであろう。

バンマスであるクンダン奏者が、バリスを踊る少年の動作に合わせて、クンダンを叩いている様子が良く分かるであろう。


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「ウェルカム・ダンス」
<<インドネシア>>--バリ島--


バリの古典舞踊が始まると、先ず最初に必ず踊られるウェルカム・ダンスの光景。

我々はワヤン君が事前に予約してくれていた、最前列の椅子の席で舞踊が始まるのを待っていた。

すると正に演奏が始まる直前になって、我々の前の石畳の上に、中国人の一行と思しき団体客が、バラバラと入り込んできて、舞台の前に陣取ってしまった。

お蔭で、全体の踊りを邪魔な障害物が無く鑑賞出来ると思っていたのが、ご覧のような人影越しに鑑賞しなければならぬ羽目に成ってしまった。

この非常識極まりない、中国人団体の行動は、何処の国に行っても、自分達さえ良ければ良いという、我が物顔に振舞うルールも道徳心も全く持ち合わせていない様子を、まざまざと思い知らされる一幕であった。


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「ウブド王宮」
<<インドネシア>>--バリ島--


王宮の野外の境内で開催される、バリ古典舞踊の舞台となる中庭の光景。

モンキー・フォーレスト通りにあるレストランで夕食を摂った後、此処ウブド王宮まで到着するのには、徒歩で僅か10分である。

ウブドのメイン通りの突き当たりに、この王宮は位置している。

バリ古典舞踊の中でも一番有名なレゴン・ラッサムを、野外の境内で見学出来るチャンスは、今回が初めてであり、ワヤン君が一番前の特等席を予約してくれてあったのが、何よりも有難かった。

この特等席で、これから演じられる本格的なレゴン・ラッサムを鑑賞出来るのかと思うと、始まる前から期待感が高まったのである。


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「酒のつまみ」
<<インドネシア>>--バリ島--


夕食前のビールのつまみに頼んだ、おつまみの料理。


バリ島のスタンダード・ナンバーであるビンタン・ビールのつまみに頼んだのだが、結構ボリュームの有る料理が出てきた。

1人一個にしては、数が合わないなと思ったが、これでワンセットなのだから、文句は言えない。

インドネシア料理も、野菜主体のものが多く、ヘルシーな物が多いといえるだろう。

主食は日本と同じ米だから、それほど抵抗無く食べられる物が多いのである。


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「夕食の席」
<<インドネシア>>--バリ島--


夜の7時から始まるバリ舞踊を見る前に、早目の夕食となった。

モンキー・フォーレスト通りに面したこのレストランは、私もお気に入りで、何度か食事をしたことがある。

料理が到着する前、此処のレストランの若くて可愛らしい2人のウェイトレスを後ろに控えさせて、ご満悦の我々老人グループを、ワヤン君が記念に撮ってくれた。

男は幾つになっても、こんな若くて素敵な女性と一緒だと、写真写りもにこやかな顔に成るものらしい。

向かって右側手前の仲間は、厚かましくも、この若い女性を何枚もポーズを付けさせて、しつこくカメラに収めていた。


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「祭りの行列に遭遇」
<<インドネシア>>--バリ島--


ゴア・ガジャの古代遺跡見学を終えてウブドに戻って来たら、ご覧のような大行列に遭遇した。

この通りの近くに有るモンキー・フォーレストで、明日ポトン・ギギと言う大きな行事が開催されるのに先立って、その儀式に参加する人々が、開催予告を知らせるためにパレードをしているのである。

この時ばかりは、車やバイクの通行は禁止され、行列の最後に金魚の糞のように、車やバイクが、のろのろと行列の後に従っていくといった具合である。

ポトン・ギギの儀式は、西洋の割礼式のようなもので、成人に達した男女が前歯を丸く削られ、神や他人に対して、敵対するのでなく、友好的に接するするのだという、人格形成を作る意味があるとの事である。

明日はワヤン君に連れられて、その儀式を見に行く予定である。


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