2018年04月の記事


「追次射撃」
<<日本>>--川越--


80才の大将役の号令の下、次々に火縄銃を発砲する、隊列を組んだ銃士たちの光景。

最後の射撃は此処商店街の前で行われたが、此処での射撃は追次射撃であり、残念ながら一斉射撃の様子を撮ることが出来なかった。

これが一斉射撃だと、轟音は物凄く発砲煙で辺りが見えなくなるくらいである。

いぶし銀のような大将の姿は、威厳に満ちていて、大声で号令を発する声も、とても80才とは思えない凛々しさだ。

人それぞれ生きる目的は違うものの、彼のように年齢を重ねても、元気でこのような行事に、中心人物として指揮をとれる姿に、ある種の羨望を覚えたのであった。

この後隊列は大正ロマン通りに入り、元の出発点の札ノ辻に戻って行くのであるが、鉄砲隊を追い続けていた私は、疲れ切ってこれ以上後を追うことが出来なかった。

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「若武者」
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大人の武士たちに交じって行進する、まだ若い少年剣士の姿。

この年頃だと、昔の戦国時代には、さしずめ将来の川越藩を背負って立つ、世継ぎの世者の初陣姿と言ったところだろうか。

兜や甲冑も、この少年に合うように造られていて、その凛々しさは実に様になっている。

こんな様相で約2時間くらい市内を行進するのは、かなり体力の要ることだろうと、感心した。

たまたまこの日は初夏を思わせる暑い日だったので、相当の重労働であったに違いない。

この若武者に扮した少年、顔色一つ変えずに堂々と歩く姿から、日頃はどんな生活をしているのだろうかと、またまた気になったのであった。

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「放てー!!」
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先頭を切る大将の「構えっ!」「はなてー!」の号令の下、引き金を引く銃士の姿。

火縄銃の撃ち方には、二通りあることに気づいた。

銃隊の全員が同時に引き金を引く一斉射撃と、次々に一人ずつ撃っていく追射撃の二通りであり、写真は追射撃の様子で、先の銃士が発射した瞬間に、手前の銃士が次に引き金を引くといった具合である。

身近で発射音を聞くと、あまりの轟音のせいで、どうしてもカメラのシャッターがブレてしまい、なかなか上手く撮れなかった。

その音の凄さは、観衆の女性たちの表情にも現れているようである。

これが一斉射撃となると、大砲を撃ったような轟音が轟きわたり、周囲か発射時の硝煙で見えなくなるほどである。

実弾の入っていない空砲とは言え、その迫力の凄さには、この様子を見ていた観衆が、思わず拍手を送るのであった。

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「発射用意!」
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先頭を切る大将の号令の下、火縄銃に弾を込める銃士。

鉄砲隊が持っている火縄銃は、嘗て使用された本物の鉄砲である。

銃弾の入っている腰に下げた小箱から丸い火薬弾を取り出し、舌で舐めてから銃口に装填し、銃の横に付いている棒で弾を銃口の根元まで押し込めるのである。

どうやら銃弾を舐めるのは、球を銃口の奥までスムースに装填する為なのではないかと思われるが、定かではない。

嘗ての火縄銃が銃弾を装填するのに、現代の銃のように元込め銃でなく、銃口の先から弾を込める先込め銃であり、その一連の仕草が実に興味深いものであった。

この後「構えっ!」の号令の下、撃鉄を上げ、火の点いた火縄を撃鉄の脇にセットし、引き金を引く準備をするのである。

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「将軍」
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先備えの後ろに鎮座しているのが、将軍である。

先頭で陣頭指揮を執る大将格のご老公の話だと、決して藩の中心人物の将軍は、戦国時代末期には先頭に立たなくなったのだという。

嘗て戦国時代華やかなりし頃は、大将自らが先頭を切って部隊の将兵たちを鼓舞して戦いに挑んだが、日本の大名が淘汰されてきた段階では、将軍は先備えに守られて、部隊の中心に居たのだという。

そんな戦国の世の歴史変遷を話してくれたご老公は、一体このパレードの後はどんな日常を過ごしているのだろうかと、興味津々であった。

いやこのご老公に限らず、此処に勢揃いしている武士に扮した面々は、日頃はどんな仕事をしているのだろうかと、気になってしょうがなかった。

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「いざ出陣」
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総勢50名の川越藩火縄銃鉄砲隊の出陣光景。

先頭を切って采配を振る大将は、80歳の矍鑠たるご老公である。

行進が始まる前の待機している時に、このご老公が、大名が組織する武士団の構成など、当時の様子を詳しく説明してくれた。

国持大名は一万石につき、100名の武士団を持つことを許されていたのだという。

戦国時代から徳川家康が全国を統一し、徳川幕府を開くまでには、幾多の戦国大名たちが勢力拡大に凌ぎを削ったことであろうか。

今は昔の物語であるが、当時を再現したようなこんな行列を見ると、矢張り血が躍るのである。

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「待機」
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出陣前の川越藩火縄銃鉄砲隊の面々が、隊列を組んで出陣前の待機をしている姿。

小江戸川越春祭りのオープニングを飾るべく馳せ参じた鉄砲隊の面々は、一体何処から来たのだろうかと、余計なことを考えてしまった。

各々が本物の年代物の火縄銃を手にして、甲冑兜姿もまた現代の造り物ではなく、年季の入った本物の様である。

旗指物や甲冑などがバラバラなのは、嘗て川越藩主であった松平伊豆守が、徳川家康に命を受けて、島原のキリシタン農民たちが、天草四郎の下に起こした「島原の乱」を平定すべく派兵した時も、各藩から選抜した兵士達だったというから、その例に倣ったのかもしれない。

私は最初彼等のこの姿を見た時、持っている火縄銃を本当に使用するのではなく、ただこの甲冑姿で行進するだけではないかと思っていたのであった。

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「商売繁盛」
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ある商店の店先で、芝居をしながら商品を売っている、店の人たち。

此処のお店では、店員たちが江戸時代の出で立ちで、店の商品を宣伝している。

女店員が、お客と思しき二人の町人に店で売られている食品を試食させていて、そのお客たちが「こんな旨いもの食べたことが無い」などと口上を述べながら、試食ている商品をPRしているのである。

その様子を見ている観光客たちは、笑いながら彼等の芝居に興じている、といったぐあいである。

ちなみに向かって左に居る男性達は見物人で、その芝居の様子をカメラに収めていたのであった。

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「一休み」
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川越一番町の蔵造りの街の縁台で休憩をとる、江戸時代の姿に変装した、街の人たち。

この三人、それぞれ武士、商人、町人に扮しているが、江戸時代には身分の違う三人が、こうして一緒に休憩をとる事は無かったであろう。

階級の違う人たちが、一緒に居られるのは、現代だから可能なのであり、そこが笑えるのである。

いずれの人たちも、一休みした後は、それぞれ自分の店に戻って、街行く見物人たちに呼び声を掛けて、商売に励むのだから面白い。

こんな三人の姿を、アマチュアカメラマンたちが、注文を付けてポーズを取らせて、撮影に専念していた。

しかしこのお侍さん、メガネだけが現代の物であるところが、何とも言えずアンバランスだが、そこまで注文するのは無理であろうか。

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「町娘」
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小江戸川越春祭りの会場で町娘に扮した女性の歩く姿。

祭りの初日には、蔵造りの街の住民が、江戸時代の町民に扮して祭りを盛り上げる。

男性はちょんまげ姿、女性は高島田や丸髷と言った髪型と、和服姿で観光客に対応するから面白い。

だから一般の観光客か、この町の住民かは一目瞭然で分かるのである。

川越市の観光協会が主催するこの祭りとはいえ、街ぐるみでこの催しに参加するためには、此処に住む町人達の相当の努力と支援がなければ実現しないであろう。


江戸時代徳川家直参であった松平伊豆守の城下町であることを誇る、川越の住民の心意気が、この祭りを盛り上げているのであろう。

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「小江戸川越春祭り」
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蔵の街の片隅で、江戸時代の装束で、人情物の芝居を演じる役者姿の人々。

今日から川越市が開催する「小江戸川越春祭り」が始まった。

毎春この時期に行われているようだが、この祭りの初日に見学出来たたのは初めてであった。

何とこの蔵の街の住民が、江戸時代の町人に扮して、男性はちょんまげ姿、女性は丸髷や高島田姿で、観光客に接しているから面白い。

正に小江戸の名にふさわしく、江戸時代にタイムスリップしたような感じである。


更に今日のメインイベントは、川越藩火縄銃鉄砲隊の行軍演武が行われるが、その模様は乞うご期待というところです。

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