2019年02月の記事


「ある商店」
<<インド>>--バラナシ--


梯子など様々な資材を売るこの商店は、一体何を商売にしているのだろうか。

煌びやかな布なども展示されていて、何を売っているのかちょっと判断が付かないだろう。

実はこの光景を撮影する前に、私は別の光景を事前に見ているので、それを思い出し、ハッと気付いたのであった。

その光景とは、死者を梯子に載せその上に綺麗な布を被せて、数人でその梯子を担いで、ガンジス河まで運んで行く光景であった。

その後川べりにある露店の共同火葬場で梯子ごと死者を火葬に附し、その灰をガンジス河に撒くのである。


そのすぐ下流では、大勢の男女が沐浴をし、聖なるガンジス河の水をペットボトルに入れて家に持ち帰るのである。

強い信仰心がその行為を可能にさせるのであろうが、我々にはちょっと考えられない光景であった。

だからこの商店は、葬儀用資材を売る葬儀社なのであり、この店の前で無邪気に遊ぶ子供たちの姿が印象的であった。
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「街の中」
<<インド>>--アグラ--


様々な乗り物でごった返すアグラの街の中の光景。

高級車から人力車まで、乗り物は何でもありの街の中心地は、きわめて庶民の生活臭に溢れていて、活力を感じる。

今や一人っ子政策が裏目に出て、人口減少に悩む中国の実情に比べ、人口が12億人を超えて世界の最大人口国になろうとしているインドは、国民の平均年齢も25才と若く、国民総生産でも近い将来世界のトップに肩を並べようとしている勢いである。

それに比べ平均年齢が45才と高く、高齢化社会がますます進んでいる日本に比べ、将来の発展性は極めて高いとされるインドであるが、それでも貧富の差が激しいのは否めない事実である。

10年後の世界情勢の行方は、果たしてどんなものになっているのか、きわめて気になる所ではある。


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