2014年04月の記事


「ロータス・ハウス②」
<<インドネシア>>--バリ島--


ワヤン君との最初の出会いが有った、ロータス・ハウスのカフェの様子。

夜のジェゴク(竹の打楽器を中心とした、バリ独自のオーケストラ)の演奏会まで、まだ時間があるので、此処のカフェで軽い夜食を摂った。

何と此処でもまた、思わぬ偶然の出来事が起きたのである。

ワヤン君の高校時代の同級生の女性が、ウェイトレスとして働いていて、我々の席にオーダーを取りに来て、ワヤン君と顔を見合わせた時、お互いに最初は怪訝な顔をしていたが、一言二言話している内に、二人の顔が驚きに変ったのだ。

何を話しているか、我々はチンプンカンだったが、彼女が去った後、ワヤン君から高校時代から卒業後一度も会っていなかった同級生と、偶然再会したのだという。

お互い十代の少年少女だったのが、それぞれ2児の父親、母親になっているのだから、驚くのも当然であったことだろう。

どうも此処のロータス・ハウスは人と人を結び付けるご利益が有るようである。


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「ロータス・ハウス」
<<インドネシア>>--バリ島--


ウブド王宮の傍に有る、ロータス・ハウスの蓮池と寺院の様子。

此処を訪れるのは既に3回目であり、実に思い出深い懐かしい場所なのである。

そもそも最初に此処を訪れた時に、偶然ワヤン君と知り合った最初の場所なのである。

一回目に従弟とバリ島を訪れた時、夜のバリ・ダンスを鑑賞するまでの間、時間が有ったので暇潰しにガムランの音楽が聞こえて来たこの場所に、ふらりと寄ってみたのであった。

丁度この写真を撮ったのと同じ夕方、ガムランの音楽は、此処の境内で、ガムランを教えるための楽器のレッスンをガムラン奏者が素人に教えていたのであった。

その練習風景を見学したり、この蓮池の写真などを撮っていた時に、ワヤン君が日本語で我々に話し掛けて来たのである。

彼はこのガムラン教室に、お客さんを連れてやって来ていたのである。

人懐こい彼との話に花が咲き、お互いのホームページやメールのアドレス交換をしたのが、彼との交際のきっかけだったのである。

それから10年、若かった彼も結婚して、既に2児の父親となっている、人間の縁とは国を越えても、未だに続いているのだから、不思議なものである。


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「瞳②」
<<インドネシア>>--バリ島--


洋服屋の店番をしていた、女の子のアップ。

私はインドネシア語が分からないから、英語で彼女に話し掛けるのだが、どうも通じていないらしい。

それでも不思議なもので、彼女の方でも、私が好意を持ってカメラを向けているのが分かるらしい。

最初よりは大分打ち解けて、はにかみながらも確りとこちらを向いてくれた。

丁度彼女の顔が日向に出たところで、シャッターを切った。


多感な少女時代の表情が、はっきり伺える一枚であると思う。

輝くような瞳で、好意を持ってこちらを見詰める目、ちょっとはにかみながらも、きりっと結んだ唇が可愛らしい。

すらりと伸びた指先が、バリダンスをやらせたら、立派な踊り手になるのではないかと、想像してみた。


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「瞳」
<<インドネシア>>--バリ島--


洋服屋の店番をしていた、女の子の輝く瞳。

ワヤン君にウブドの大型スーパーマーケットを案内してもらい、仲間の一人が洋服売り場でポロシャツを買い、その後、バリの男性が着る涼しげな開襟シャツを売る店を見て歩いている時に撮った写真である。

その仲間は、海外に出ると地元の服などを買うのが楽しみなのだという。

彼が一生懸命、店の商品を選んでいる間、私はこの小さな少女に英語で話しかけながら、コミュニケーションを図っていた。

彼女は、英語は分からないらしく、それでもはにかみながら私のカメラに、目力のある瞳で応えてくれた。

バリ人は皆目が大きい、だからバリ・ダンスでも、あの目を左右にくりくりと動かす、独特の瞳の演技が出来るのであろう。

そして東南アジアの子供達に共通する事であるが、バリの子供達もまた皆働き者であり、こうして店番をするのも、彼女の役割なのである。


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「看板」
<<インドネシア>>--バリ島--


ランチを終えて、一旦ホテルに戻った時の一枚。

カジャネ・ホテルの入り口の所にあるホテルの看板は、ご覧のような手作りを感じさせる、木彫りの風流なものである。

ホテルの入り口脇の古木と、丁度釣り合いが取れていて、趣が有る。

ウブドは、芸術の村であり、石像や木彫りの彫刻などを作る職人が沢山居るから、こんな看板が簡単に用意出来るのであろう。

さてこれから一休みした後、仲間の一人が衣類などを売っている、ウブドの大型スーパーマーケットに行きたいと言うので、ワヤン君に案内してもらうことになった。


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「レストラン入口②」
<<インドネシア>>--バリ島--


ランチを摂った後、レストランを去る前に撮った、もう一枚の写真。

バリ独特のこの自然を活かした店の雰囲気がたまらなく好きで、その情景を再度カメラに収めた。

矢張りこんな雰囲気の店構えが、ウブドには似合うような気がする。

この後、ウブドに滞在する間、ランチやディナーはいつも外食となるが、どの店もワヤン君おすすめのレストランで、それぞれ自然を活かした店の雰囲気は、皆すばらしく、我々旅仲間の写真の被写体として、各自のカメラの中に収められたのであった。

大都会の高層ビルにある高級レストランもすばらしいが、たまにはこんな自然の中に有る、野性味溢れるエスニックレストランも、捨てがたい魅力を感じるのである。


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「ランチ・メニュー」
<<インドネシア>>--バリ島--


田園風景を眺めながら食べる、ランチの料理である。

白飯が中央に有り、周りに自分が食べたい料理を取って食べる、と言った具合である。

しかし一般的なバイキングと違い、我々のテーブルの上に、様々なレシピが運ばれてくるので、その中から自分が食べたいものを取れば良いのである。

ご飯が中心にあり、それに合わせた料理をミックスするのを、ミックス・ゴレンと言う。

二階の特等席から見る景色を先に載せてしまったが、料理も来たので、先ずはビールで喉を潤してから、食事となる。

私はヘルシーな食材を選んで皿に盛り付けたが、景色が良いと食欲も進み、この後肉が主体のレシピを更にパクつくこととなる。


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「田の神」
<<インドネシア>>--バリ島--


田圃の畦道のあちこちに点在している石塔のアップ。

バリ島の人々は、田圃にも田の神様が居て、稲の育成を見守っているのだと、固く信じている。

田圃だけでなく、この自然界には、様々な神が居て、人の生活はそれらの神々に守られて生きていられるのだと、バリ・ヒンズー教の教えを小さい時から教え込まれている。

だから、どんなに高度な教育を受けた人でも、神への信仰は生活の一部として守られていると言っても過言ではない。


しかし、キリスト教やイスラム教のように、神として存在する唯一神とは違い、自然界の様々な動植物が神の化身として崇められているのだから、その信仰心は極めて穏やかで、温和なのである。


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「レストランからの眺め③」


レストランの特等席から眺める左方面の光景、その3。


田園の中のあちこちには、ご覧のような石塔が点在している。

これは日本の田園では、見られない光景であろう。

インドネシアは、日本と同じように主食は米であり、その点でも何となく親近感を覚える。


白飯も食べるが、ナシゴレンと言って、日本のチャーハンのようにして食べるケースが多い。

あらゆる自然界の神々と共に生きるバリ島の人々は、こうして田の神にも無事に米を収穫出来る事を感謝して、石塔に供物を添えて祈るのである。


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「レストランからの眺め②」
<<インドネシア>>--バリ島--


レストランの特等席から眺める正面の光景、その2。


見渡す限り、はるか彼方まで続く田圃の光景は、昼間の太陽に映えて、眩しいばかりである。

前にも話したが、バリ島の米作りは三毛作だから、一年中稲田の光景を見ることが出来るのだ。

こんな広大な田圃の中に、農作業をする人影が全く見当たらない。


稲も青々と繁っているから、この時期は田圃の手入れはしなくて良いのかもしれないが、田の草取りなどはしなくて良いのだろうか。


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「レストランからの眺め」
<<インドネシア>>--バリ島--


レストランの特等席から眺める田園風景。


ウブドは、通りに面した繁華街の裏は、このような田園風景が開けている所が多い。

何とものどかな光景で、こんな景色を眺めながらの食事は、一層美味しく感じられる。

こんな光景に、懐かしく郷愁を感じるのは、私だけでなく、年齢が近寄っている我々旅仲間の共通点であったようである。


椰子の木を除けば、一昔前の日本も、このような田園風景を随所に見ることが出来たのではあるまいか。


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「特等席」
<<インドネシア>>--バリ島--


昼食を摂るレストランの二階の、見晴らしの効く席に案内された。

このレストランは、かなり広い奥行きのある建物であるが、一階席は欧米人などの客で、ほぼ満席状態であった。

しかしこの二階席は、予約席らしく、我々が着いた時は、まだ客が全く居なかった。

一段と張り出た、田園風景が一望出来る席に陣取り、2つのテーブルを一つに合わせて、眩しいほどの青一色の風景を魚に、昼間から飲んだり食べたりとランチを満喫した。


吹き抜けの窓の無い席は、気持ちの良い爽やかな風が吹き渡り、火照った体を心地良くしてくれたのであった。


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「レストランへ」
<<インドネシア>>--バリ島--


ウブドに来て、最初に入ったレストランの入口。

今回の旅で、何と言っても一番嬉しかったのは、自分達で探して入ったサヌールのイタリア料理店以外は、全てワヤン君おすすめのムードが有って、値段がリーズナブルで、しかも美味しいレストランに連れて行ってもらったことだ。

此処のレストランも、昼食を摂るために入った店だが、既にワヤン君が予約をしてくれていたらしく、一般客は一階のテーブルで食事をしていたが、我々は二階の田園風景が一望出来る、特等席に案内してもらったのであった。

食事もインドネシア料理が主体だが、ビールも料理も、広大な景色を眺めながらの飲食は、一段と美味しく感じたのであった。


南国の花が咲き誇る入口を入ると、若い女性店員達が、両手を合わせて、いらっしゃいと挨拶をしてくれるので、悪い気はしないのである。


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「夏空」
<<インドネシア>>--バリ島--


再びバリ・シリーズに戻った。

カジャネ・ホテルのベランダから眺める、入道雲が沸き立つウブドの空の光景。

バリ島は一年を通して、平均気温が28度という常夏の島である。

乾期の時期の10月に訪問した我々は、バリに滞在中一度も雨に降られることなく、毎日このような夏空が朝から続いていたのであった。


日本のように四季を通じて、寒暖の差が有るのが良いのか、一年中常夏の国が良いのかは、意見の分かれるところではあるが、常に薄着で過ごせる常夏の国に憧れてしまうのは、年のせいであろうか。


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「春爛漫」
<<日本>>--川越--


今を盛りと咲き誇る桜花の競演。

今年もこの新河岸川堤の、満開の桜を撮ることが出来た。

この土日、この川に川舟を浮かべて、川の上から桜見物の舟遊びが出来ると言う。

生憎私は、次女の婿さんの母上が、銀座鳩居堂で書道展を開催しているとの誘いを受け、そちらに行った為、舟遊びの様子は見れなかった。


こんな小さな川ではあるが、嘗て鉄道が敷かれる前、この新河岸川を川越から江戸まで、隅田川を経由して水運で物資を輸送したのだと言うから、今昔の違いを偲ぶ事が出来る。


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「花見の宴」
<<日本>>--川越--


満開の桜の下で、花見の宴を張る人々の姿。

此処喜多院の桜も、年々大きくなり、平日にも拘らず、境内一杯にお花見をする人々で埋め尽くされる事が多くなった。

平日の昼間だから、何と言っても子供ずれの家族の姿が、圧倒的に多いようである。

これが夜になると、夜桜を愛でながらの会社ぐるみの宴会に、バトンタッチされることであろう。


最近目立つのは、外人たちの花見客が増えたことである、遠い故郷の土産話に、日本の花見は話題になることであろう。


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「花より…」
<<日本>>--川越--


満開の桜より、心そそられる物が有るようである。

片や、旺盛な食欲にそそられて、食べ物に目の無いご主人、また一方大きなお腹で、携帯の会話に余念の無い奥さんと、うららかな春の一日は平和そのものである。

食べ物も、昔からの日本の食に加えて、韓国などの料理も今の流行のようである。

しかし昔気質の私にとっては、盛んに日本バッシングを続ける現代の韓国に、彼の国の料理にちょっと二の足を踏んでしまうが、美味いものは美味いで、素直に味わった方が良いのではないか、と思う気持ちが有るのも事実である。



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「お花見」
<<日本>>--川越--


介護士さんに付き添われて、喜多院の満開の桜を愛でるお年寄り二人。

矢張り桜が満開を迎えたこの時期、天気が良ければ、桜がどんな様子か見ないわけには行かないと、ちょっとばかり花見に出かけた。

例年通り満開の桜は変わりがないが、カメラを向ける私の心境が、年と共に変化し、被写体も変って来たように思える。

綺麗な桜の写真は、あちこちのページで拝見出来るが、明日は我が身の私にとっては、こんな情景にどうしても目が行ってしまう。

このお二人にとって、今年の桜はどんな風に映っているのであろうか。



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「道路側からの眺め」
<<インドネシア>>--バリ島--


昨日とは反対に、モンキーフォーレスト通りから見る、ホテルの休憩所とレストランの光景。

我々が、ワヤン君の車が来る間、休憩所で待ちながら雑談をしているいる所を、仲間の一人が撮ってくれた。

このアングルからだと、カジャネ・ホテルの入り口付近の様子が、良く分かるのである。

我々の座っている所が、休憩場所であり、その上の階にはレストランのテーブルなどが並んでいて、毎朝此処で朝食を摂るのである。

我々が宿泊している部屋は、更にこのレストランの上の階であり、実に便利にこれらの施設を利用出来て、歩くのが苦手な私には、好都合であった。



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