2012年12月の記事


「夕焼けのリオ・グランデ」
<<スペイン>>--セビリャ--


暫く中断していたスペインシリーズに、年末年始の間移った。

矢張り、格調の高さから言うと、東南アジアは、ヨーロッパに対抗出来ないだろう。

白い街ミハスから約3時間半、セビリャに着いたのは既に夕暮れ時であった。

ホテルで夕食を済ませた後、リオ・グランデ川のナイトクルーズとなった。

セビリャは、フラメンコ発祥の地としても、歌劇「セビリャの理髪師」などのクラシックなどでも、日本に良く知られた街である。

リオ・グランデとは英語でグレート・リバー、つまり大きな川と言う意味である。

そう言えば、アメリカの西部劇で「リオ・グランデの砦」と言う有名な映画が有ったのを思い出した。

この赤く染まった空と川を眺めていると、ふと日本の今はどうだろうと、ちょっとした郷愁の念に捕われたのであった。
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「フィナーレ」
<<ベトナム>>--ホーチミン--


船上アトラクションに出演した、メンバー全員でのフィナーレ。

元気な声で、映画の主題歌だった有名な曲を皆で歌っていた。

聞き覚えの有る良く聞く曲で、一緒に口ずさむ事が出来るのに、曲の題名が思い出せず、これも高齢化のなせる業かと情けなくなる。

真ん中の女性が奏でている楽器は、ダン・バウと言う一弦琴で、ベトナム独自の楽器であり、これまた始めて見聞きする楽器であった。

胡弓と同じような妙なる音色を出すが、たった一本の張られた線を、バイオリンの弦のようなもので弾いたり爪弾いたりするのだが、音程を変えるのは、左に有る弦を張ったレバーを左手で、押したり引いたりして調整するのである。

この楽器で演奏する光景を、今回のベトナム旅行で2回も見たから、この国独自の楽器といえるだろう。
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「巨大な木琴」
<<ベトナム>>--ホーチミン--


再び、ホーチミンのディナークルーズでの、アトラクション光景。

この女性が奏でているのは、気の丸太を組み合わせた巨大な木琴である。

彼女は右手に、日本の打楽器を持ち和音を出しながら、左手でメロディを奏でるといった、実に器用な手付きで様々な曲を演奏する。

普通の木琴より、金属的な音が大きく出て、どちらかと言うと、墨で作った金管楽器のような音色である。

世の中には色々な楽器が有るものだと、感心しながら彼女の演奏に聞き入っていた。

それにしても、この女性の髪の長さは、床に着くほどであるが、子供の頃から切った事が無いのであろうか。
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「巨大な木琴」
<<ベトナム>>--ホーチミン--


再び、ホーチミンのディナークルーズでの、アトラクション光景。

この女性が奏でているのは、気の丸太を組み合わせた巨大な木琴である。

彼女は右手に、日本の打楽器を持ち和音を出しながら、左手でメロディを奏でるといった、実に器用な手付きで様々な曲を演奏する。

普通の木琴より、金属的な音が大きく出て、どちらかと言うと、墨で作った金管楽器のような音色である。

世の中には色々な楽器が有るものだと、感心しながら彼女の演奏に聞き入っていた。

それにしても、この女性の髪の長さは、床に着くほどであるが、子供の頃から切った事が無いのであろうか。
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「下校どき」
<<ベトナム>>--ハノイ--


レジーナ・パーシス・ミッションスクールの下校時の光景。

彼女達は、上級生のクラスなのであろうか。

中学生か高校生くらいの年代のようであるが、矢張りミッションスクールの生徒らしく、ちょっと真面目で上品な感じがするのは、先入観であろうか。

彼女達の様子からは、親が迎えに来ているような感じは見受けられない。

矢張り親が迎えに来る年代は、日本と同様、幼稚舎か小学校の低学年の生徒までであるのだろうか。
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「下校を待つ親達」
<<ベトナム>>--ハノイ--


レジーナ・パーシス・ミッションスクールの下校時に、子供を迎えに来た親達の姿。

前出の大教会の奥に有る黄色い建物が、学校のようであり、そこから我が子が出て来るのを、バイクで迎えに来た親達は、じっと待っている。

有名校に入学させた親が、子供の登下校に送り迎えをする光景は、何処の国でも同じようである。

子供の成長の無事を祈る親心は、世界共通のものであろう。

最近学校での銃乱射事件など、痛ましい事件が良く報じられているが、子供が事件に巻き込まれるのは、実に悲惨である。

ベトナムでは、ほとんどの児童が義務教育で学校に行けるようであるが、インドやアフリカなど貧しい国では、学校に行く事さえ出来ない児童が多いのである。

こんな不公平な現実が無くなり、世界の子供達が、平等に教育を受けることが出来る世の中は、いつ来るのであろうか。
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「ハノイ大教会」
<<ベトナム>>--ハノイ--


高さ22メートルの大尖塔が聳える、歴史有るハノイのカトリック教会。

クリスマスに合わせて、一気にハノイのこの聖堂の写真に飛んだ。

ベトナムは嘗てのフランス領だったことも有り、西洋の面影を色濃く残している。

この荘厳な雰囲気の教会は、1886年に建造されたこともあり、教会の壁面が、黒カビで覆われており、歴史を感じさせる。

キリストを抱いた聖母マリア像の台座には、レジーナ・パーシスの文字が刻まれているが、この教会の脇には、ミッション・スクールが併設されており、その学校の名前と思われる。

嘗てパリを訪れた時に宿泊したホテルが、ルーブル美術館前の歴史有るレジーナ・ホテルである事を思い出したものである。
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「目線」
<<ベトナム>>--ホーチミン--


踊りながら、完全にこちらを意識した、舞姫のアップ。

私が立ち上がって、ずっとビデオやデジカメを撮り続けていたので、彼女はかなりこちらを意識して踊っていたようだ。

激しい踊りの後なので、若い彼女の顔には汗が光っていて、赤い頬が如何にも健康そうである。

こうしてアップで、彼女の手先を見ると、どのようにしてこの湯飲みを指で掴んで、鳴らしているかが良く分かるであろう。

試しに私も家で、適当な湯飲みを見つけて、この写真を見ながら指で持って鳴らしてみたが、意外と簡単に出来た。

しかしこれを両手に持って、リズムに合わせて鳴らすとなると話は別である、それを習得するには、かなりの訓練が必要であろう。
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「扇の舞」
<<ベトナム>>--ホーチミン--


最初に踊った舞姫達が、衣装を変えて再び登場となった。

この船の何処に衣装を着替える部屋が有るのか、ちょっと見渡した所見当たらないが、舞台の裏にでも有るのだろうか。

様々な国を訪ねて、その国独特の色々な舞踊を見たものだが、皆それぞれその国の特徴があり、似て非なるものが有る。

扇を持って踊る彼女達の衣装は、嘗てベトナムの王宮で、宴に披露した踊りなのであろうか。

派手で優雅なこの踊りは、宮廷で鑑賞する王族達をさぞ満足させた事であろう。

そんな推測を巡らせながら、この二人を見ていて気付いたのは、きっと二人は姉妹ではないかという事である。

手前の女性が姉で、その向こうが妹と言ってもおかしくないくらい良く似ていた。
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「伝授」
<<ベトナム>>--ホーチミン--


ショーの女性が、カスタネットのように鳴らしていた器の鳴らし方を、お客に伝授している光景。

彼女は我々のテーブルと同じ席に座っていた女性に、この湯飲み茶碗とも、お猪口とも言えるような器を持たせて、その鳴らし方を教えていた。

しかし伝授を受けている女性は、不器用なのか、それとも鳴らし方が難しいのか、全く音を出す事が出来なかった。

教えているショーの女性も、遂に諦めて舞台へと戻って行った。

最近は、こうしたショーでも、観客参加型のアトラクションを良く見掛けるが、昔と違い観客の方もためらわずに、求めに応じてショーの参加を楽しむ人が増えてきたように思える。

我々の年代の人間は、矢張りショーへの参加を求められても、遠慮する人間が多いのではないだろうか。
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「競演」
<<ベトナム>>--ホーチミン--


横笛とギターとカスタネットの、アンサンブルの競演である。

カスタネットと言っても、彼女の持っているのは、湯飲み茶碗かお猪口みたいなものである。

これを実に起用に両手の指に挟んで、金属音のような音を奏でながら、リズムを取るのである。

また彼女の被っている黄金の帽子は、いにしえの宮廷女官が被っていたような、ベトナム独特の帽子である。

この横笛のおじさんは、実に巧みに様々な曲を熱演し、日本の曲も数曲ご披露していた。

と言う事は、このディナークルーズに乗船している観光客は、大半が日本人と言う事になるのであろう。
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「舞姫」
<<ベトナム>>--ホーチミン--


ディナークルーズのアトラクションで披露された、ベトナム舞踊。

アオザイ姿で踊る彼女達の踊りは、若いから手がしなやかで、踊る姿が艶やかである。

我々の席の直ぐ前が、舞台なので、彼女達の踊りを目の前で見る事が出来たのは、ラッキーであった。

夜のサイゴン川は、波止場を出ると暗い河が横たわっているだけなので、必然的に彼女達の踊りを見るだけとなる。

私が目の前で立ってビデオを撮ったり、写真を撮ったりしているので、目の前で踊っている彼女も、かなりこちらを意識しているようであった。

それにしても、物凄いメーキャップなので、目が開いているのかどうかが、はっきりしないくらいであった。
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「街のいろどり」
<<ベトナム>>--ホーチミン--


船が出港すると、水面を通して、ホーチミンの街が一望出来る。

手前の魚の格好をした船は、真横から見ると、こんなスタイルになっているのだと良く分かる。

クルーズ船の二階三階が、かなり乗船客で埋まって来ているのが確認出来る。

船の先に見えるマジェイティックと看板の見える建物が、サイゴン時代の格式の有るホテルだと言う事を、先日のベトナム特集のテレビで知った。

右側の高層ビルの電飾が、上から下まで、色がグラデュエーションで変っていく様は、特に綺麗で見応えがあり、一体どんな風に変化させることが出来るのかと、最近のイルミネーション技術に感心されたのであった。
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「先ずは乾杯!」
<<ベトナム>>--ホーチミン--


ディナークルーズで、我々の前の席に座った仲間が撮ってくれたもの。

私と毎年海外を楽しんでいる相棒の彼は、今朝早朝からの強行軍で、いささかお疲れモードの様子で、余り楽しそうな顔をしていない。

撮影者のやらせで、ジョッキーを持って乾杯の姿勢はとっているが、ちょっと顔がこわばっているようである。

しかしそれも最初だけで、飲んでアルコールが回ってくると、元気を取り戻すから、矢張りお酒は度を越さなければ、百薬の長である。

我々の座った席は、5人であったが、食事は5人分が、一つの皿で出てくるので、遠慮しながら食べなければならず、ちょっと気になるところである。
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「ディナークルーズ」
<<ベトナム>>--ホーチミン--


船室の中も満席になり、船が出港し、客席係の女性がオーダーを取りに来る。

ディナーは既に決まっているから、先ずは飲み物のオーダーとなる。

飲み物だけは別料金で支払わなければならないから、それぞれの席で、自分の飲みたいものを注文する事になる。

当然我々は、食前酒が無いとディナーも進まないから、ベトナムビールを注文する事となる。

どうしてそういえ名前が付いたのか分からぬが、ベトナム現地のもっともポピュラーなビールは、333と言う3が三つ付く銘柄であり、これから絶えずそのビールと付き合うことになるのだ。
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「派手なクルーズ船」
<<ベトナム>>--ホーチミン--


桟橋に停泊していた、何とも奇抜なクルーズ船の姿。

この船は我々が乗船した船ではないが、魚の格好をして、派手な電飾を施した船影には、目を見張るものがあった。

サイゴン川を巡る船だから、こんな大胆な形が出来るのだろうが、とても波の荒い外海では通用する物ではないであろう。

香港に行った時も、JUMBOという海上に浮かぶ派手な中国風レストランを見たものだが、こちらは実際に航行出来る船のようである。

こんな船でディナークルーズをやったら、子供でなくてもはしゃぎたくなり、飲食が増すことであろう。
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「派手なクルーズ船」
<<ベトナム>>--ホーチミン--


桟橋に停泊していた、何とも奇抜なクルーズ船の姿。

この船は我々が乗船した船ではないが、魚の格好をして、派手な電飾を施した船影には、目を見張るものがあった。

サイゴン川を巡る船だから、こんな大胆な形が出来るのだろうが、とても波の荒い外海では通用する物ではないであろう。

香港に行った時も、JUMBOという海上に浮かぶ派手な中国風レストランを見たものだが、こちらは実際に航行出来る船のようである。

こんな船でディナークルーズをやったら、子供でなくてもはしゃぎたくなり、飲食が増すことであろう。
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「ディナークルーズの案内」
<<ベトナム>>--ホーチミン--


日はとっぷりと暮れて、サイゴン川の川岸に到着した。

桟橋には、ご覧のようなディナークルーズの案内が出ている。

クルージングにも色々な種類が有るようだが、我々の目的はあくまでも船に乗りながら、一杯やったり食事をしたり、余興の踊りを見たり、ホーチミンの夜景を楽しむと言ったもので、夕食を船上で摂るのが目的である。

どうやら我々ツアーメンバーが、一番乗りのようで、まだ乗船客は居らず、我々だけで出航するのかと思ったら、どんどん人が増え、満席になったが、早かっただけに、特等席が取れたようである。

流石に海や川が近い国だけあり、これから船に乗る機会は4回も有ったのだ。
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「ノーザンホテル」
<<ベトナム>>--ホーチミン--


ベトナム1日目に宿泊した、ホーチミンのノーザンホテル。

先ずはホテルにチェックインし、それからサイゴン川のディナークルーズに出掛ける事になる。

今までの旅行が、ほとんど夜現地に到着し、一泊した後翌朝から観光と言う具合だったので、ベトナムに朝着いて、直ぐに観光と言うケースが初めてだったので、何となく勝手が違った感じであった。

夜ホテルにチェックインしてから、またクルージングに出掛けて、やっと夕食と言うのも、かなりお腹が空くのである。

ま、空腹になるのは健康な証拠と思いつつ、重い腰を持ち上げた次第である。
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「裸のおじさん」
<<ベトナム>>--ホーチミン--


ホーチミン観光を終え、ディナークルーズに向かうバスの中から見た光景。

この雑貨屋のおじさん、暑いから裸で店番をしていると言った感じである。

店の脇には路地が有り、何となく日本の下町の風情を感じる。

路地の右角にある小さな小屋は一体何であろうか、日本で良く見掛ける無人の証明写真などを撮る写真ボックスくらいの大きさしかないが、それらしき機材も見当たらない。

出来る事なら、バスで通り過ぎ際に街の様子を見るのではなく、自分の足で歩いて街を散策してみたいものである。
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「未婚のカップル」
<<ベトナム>>--ホーチミン--


バイクを運転する男性の後ろで、ぴったり抱きついて走るカップルの様子。

現地ガイド氏が言っていた、バイクの二人乗りでも、未婚のカップルは、確りと抱き付き、既婚のカップルは、身体を離して乗ると言った、サンプルみたいな状況証拠の写真である。

そんな話を聞いた直後に、このカップルがバスの脇に現れたので、すかさず撮った。

既婚者の場合は、真ん中に子供を乗せて走るケースが多い。

日本でも、たまにバイクのカップルを見掛ける事が有るが、双方ともバイクスーツに身を固めて、もっと大きい単車に乗っている場合が多く、先ずサンダル履きといったスタイルは、居ないのではないだろうか。
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「市場前の光景」
<<ベトナム>>--ホーチミン--


市場を出た待ち合わせの場所から、道の先の町の様子を撮ってみた。

何となく楽しくなるような、店構えの建物が並んでいる。

長屋風の連なった建物の中に、アートギャラリーやカフェなどの、幾つかの店が入っていると言った感じである。

建物自体は、かなり年代を感じさせる物だが、底に入っている店それぞれは、それぞれ工夫を凝らして、楽しげにリニューアルされている。

そこの二階のアートカフェで、のんびりとコーヒーでも飲みながら、逆に我々の居るホーチミン一のペンタイン市場の全景を、見て見たいものだと思ったものである。
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「行商人のバイク」
<<ベトナム>>--ホーチミン--


路上で、様々な商品を売る行商人のバイク。

このスクーターは、若い女性が乗ってきたものだけあって、様々なワッペンが貼ってあって可愛らしい。

こうして自分のスクーターで、商品を運んで来て、路上で売り込みをするのだが、こんなバイクを持てるだけでも、生活レベルはまあまあなのではないかと思う。

それにしても、運転席の足元や、サドルの上に商品が一杯並べられていて、これを手に持って売り込みをするのだが、こうして放置しておいても、持って行く人間が居ないのだから、治安は良いのだと思う。

店を構えなくても、道行く観光客を相手に売り込みを掛ける姿は、何処の国も同じだが、カンボジアと隣り合わせのベトナムの方が、ずっと生活レベルは上だなと感じたのであった。
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「売り込み」
<<ベトナム>>--ホーチミン--


欧米人のおばさんを相手に、商品の売込みをする少女の姿。

こうして待ち合わせの時間を、周囲で行われている現地人の様々な様子を見ていると、全く退屈しない。

何を売り込まれているのか、おばさんの手に持った商品と顔の表情から、買おうかどうしようかといった迷いの仕草が何とも愉快である。

昨日載せたおばさん達もそうであったが、ベトナムでは圧倒的に女性が商売をしている姿が多いのである。

働き者の女性達と言った所だが、男性は一体何をしているのだろうか。

こんな若い娘が一生懸命商売をしている姿を見ると、ついマッチ売りの少女の物語を思い出してしまうが、此処は暖かい国、売り込みをする少女の姿にも、真剣さは有るにしても、暗さは全く無かった。
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「行商のおばさん達」
<<ベトナム>>--ホーチミン--


我々の集合場所の直ぐ脇で、物を売るおばさんたちの姿。

如何にも生活感の滲み出ている光景である。

様々な飲料水を売るおばさんは、重い水物を担いでやって来て、私の目の前に腰を落ち着けた。

暑い国だから喉が渇くから、格好の飲み物だろうが、一体これは冷えているのだろうかと気きになった。

一家を支えるために、こうして行商をするのだろうが、貧しく何も無かった時代に育った私には、身につまされる彼女らの姿なのである。

松葉杖のおばさんは、一体何を商う人なのだろうか、大きなバックの中には沢山の物が詰められているが、商品らしきものが見当たらない。

いずれにせよ、こうして逞しく生き抜いて行く彼女達の姿から、戦後の日本の復興期をダブらせたのであった。
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「これもベトナム③」
<<ベトナム>>--ホーチミン--


ホーチミン市の繁華街の光景。

私のお気に入りの一枚である、こんな雑然とした街の光景の中に、ベトナムの活気を感じるからだ。

再三ページでも、言い尽くした言葉であるが、遠くのビルの上にはベトナム国旗がたなびいている。

何処の国を訪れても、こうして国のシンボルである国旗を掲げる様子を良く見掛けるのだが、日本は一体どうしてしまったのだろうか。

警察署以外は、先ず国旗を常に掲揚している所は、無いように思えるのだが。

私は決して国粋主義者ではないが、国のシンボルである国旗を、自信を持って掲揚する事の出来る誇りの存在が、薄れつつあるように思えるのだが、どうであろうか。

この写真は、ペンタイン市場を出て、13番ゲートの待ち合わせ場所で、皆が集合する間、周囲の街の様子を撮ったものである。
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「ペンタイン市場⑦」
<<ベトナム>>--ホーチミン--


衣料品を販売するコーナーに来た。

私は前方に見える出口の直ぐ脇で、男性用の衣類を販売する店でポロシャツを買った。

実は海外旅行に行く毎度の事ながら、荷物を最小限にするために、機内持ち込み用のキャリーケースを一個だけ持参する事に徹している。

従ってこのベトナム行きでも、長袖のポロシャツと半袖のポロシャツをそれぞれ一枚だけ用意していったのである。

しかしベトナムの暑さは、日本の夏をもう一度経験する暑さだったので、半袖のポロシャツがもう一枚欲しくなったのである。

これから登場する私の写真でも、着用している半袖のポロシャツ姿の写真の何枚かは、此処で購入したものである。

結構確りした生地のポロシャツが日本円で700円位であった、XLのサイズだと大き過ぎるかと思ったが、ベトナム人は小柄な人が多いので、丁度ぴったりの大きさであった。
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「ペンタイン市場⑥」
<<ベトナム>>--ホーチミン--


こちらは食料品を売る店だろうか。

食料品と言っても、暑い国だから、扱っている物は、加工食品や日持ちのする物のようである。

とは言っても海草らしき物は、このように積み上げられているだけだから、そんなに長持ちするわけではないであろう。

これらの陳列されている品々の名前を見ていて気付いたのは、リンゴなどを乾燥させたフレークなどは、アップルでなく、日本名のリンゴと表示されているのが面白いなと思った。

いずれにせよ、どの店も品数と商品の豊富さを誇るために、有りっ丈のスペースを商品で埋め尽くすのが、ベトナム風商売のやり方かなと思った次第である。

それにしても、目一杯袋詰めされた得体の知れない蚕の玉みたいな物は、一体何なんであろうか。
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「ペンタイン市場⑤」
<<ベトナム>>--ホーチミン--


市場の中の、通路の真ん中から撮った光景。

ベトナムでは、禁煙の規制が有る所はほとんど見掛けないが、流石にこの大きな木造の市場の中では、禁煙が当然だろう。

この市場の中で火災が起きたら、それこそあっと言う間に燃え広がる事は、火を見るより明らかである。

今年の4月末から禁煙を続けている私にとっては、同じツアーメンバーの中で、タバコを吸っている人を見ると、無性に吸いたくなるのだ。

旅友になったおじさんが、吸ってみるかと、ベトナムのタバコを1本くれた。

半年振りに吸ったタバコの何と美味しかった事か…しかし喫煙はその時だけで、帰国後は当然禁煙を続けている。

話は逸れたが、前方に見えるのは市場の出口であるが、同じように出口があちこちに有るので、出口の番号を覚えていないと、全く違う場所に出てしまうのだ。
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「ペンタイン市場④」
<<ベトナム>>--ホーチミン--


こちらのコーナーは、化粧品や薬品、家庭用品などを売る店なのだろうか。

前出の服飾品や装飾品の山積みとは異なるので、少しは見易いが、それでも凄い量の商品が、上の方まで展示されているが、それらを取るのには、どうするのだろうか。

それぞれの店には、全て店の番号が付いており、店を探すのには都合が良さそうである。

商品別に同じような商品を扱う店が、ずっと続いているので、目的の物を買うのには、あちこち移動せずに済みそうだが、どの店で買ったら良いのか迷う事であろう。

市場内は幾つもの出入り口が有り、吹き抜けになっているから、エアコンは効いていない。

だから全ての店の上には、沢山の扇風機が据え付けられていて、それで暑さを凌ぐ様になっているが、それでも市場内は、かなり蒸し暑かったのを記憶している。
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