2011年02月の記事


「一年祭②」
<<日本>>--自宅付近--


墓前祭が終了した後、我が家の墓の前で、記念撮影をした。

ごく近い親族だけが集まっての、一年祭であった。

暖かな良い天気であったので、今年1月1日に誕生した孫娘が参加出来たのは幸運であった。

残念だったのは、今年小学1年生になった孫娘と次女が、インフルエンザに罹ってしまい参加出来ず、婿さんだけが次女家族代表での参加となってしまったことである。

向かって右端の私の隣りの髭の男が、私の4才下の実弟である。

50日祭は、セレモニーホールに依頼しての神事であったが、今回は全て私が段取りをしたので、天気も良く無事終了したので、ほっと一段落と言う所であった。

私と同年で3年前に他界した、大学教授であった従兄弟の奥さんが、雪深い山形からわざわざ駆け付けてくれたのには、恐縮した。

月日の経つのは早いもの、母没後早一年が経とうとしている。
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「一年祭」
<<日本>>--自宅付近--


今日は昨年3月5日に96才で他界した母の一年祭であった。

我が家は神道であるので、全てお祭りとなる。

墓前に、海の幸山の幸、遺影と位牌を供え、ささやかな祭事が開始された。

神官は、ずっと昔から我が家の法事に欠かさず来て頂いている、お馴染みの神主さんである。

幸い晴天に恵まれ、無事墓前祭を終えることが出来た。

母の生まれ変わりとも言える、今年1月1日に生まれた孫娘も駆けつける事が出来た。

小鳥のさえずりが聞こえる、母が生前お気に入りだった静かな墓地で、神官の祝詞が心地良く墓前に響いていた。

月日の経つのは早いもの、あれから早一年が経とうとしている。
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「岩山に並ぶ家②」
<<スペイン>>--クエンカ--


今まで載せていた写真とは、渓流を挟んで反対側の街の光景。

此処でちょっとクエンカの、ガイド・ブックによる街の紹介をしてみよう。

クエンカは歴史的城壁都市として知られ、スペインの中央に位置し、ラ・マンチャ州クエンカ県の県都である。

クエンカは、小高い岩山の上に建てられた街なので、街の形状から別名「鷹ノ巣」とも呼ばれている。

自然と人工物のユニークな組み合わせで成り立っており、街全体が世界遺産になっているのだ。

我々はこれから渓流沿いにある道から、枝分かれした丘に向かって延びる長いだらだら坂を登って、城壁都市の中に入って行くことになる。
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「岩山に並ぶ家」
<<スペイン>>--クエンカ--


クエンカの街は、この岩山の上に開けているのだ。

この街の上に行くには、深い渓谷に掛る長い橋を歩いて渡り、登って行く事になる。

良くこんな岩山の上に、街が開けたものだと感心する。

この岩山の岩盤は固い地盤だから、地震が有っても崩壊する事は無いのであろう。

それにしても、此処に家を建てて住むのには、相当の苦労を余儀なくされそうである。

それでも空気は綺麗だし、見晴らしは良いし、爽やかな気候と澄んだ渓流が有るから、住めば都なのであろうか。
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「クエンカに到着」
<<スペイン>>--クエンカ--


バレンシアを出て3時間、205キロの道程を経て、バスは街全体が世界遺産になっているクエンカの街に到着した。

岩山の上に造られたクエンカの街は、谷あいを清流が流れ、空気が一段と澄んでおり、吹き渡る爽やかな風が心地良い。

今まで見た光景とは全く異なるこの街が、どんな光景を我々に提供してくれるのか、心躍る瞬間である。

今までの道程が、海沿いに広がる街であったが、此処は山岳地帯である。

こんな岩山の上に、良く街が栄えたものだと驚くが、歴史の古いこの街の情景を、暫くは堪能していただきたいと思う。
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「立ち話」
<<スペイン>>--バレンシア--


午後の街角で、のんびりと語り合う初老の男女二人。

彼等は人通りの少ない歩道で、何を語り合っているのだろうか。

誰にも邪魔されずに、ゆっくりと時の流れるまま、談笑する姿は、見ている方も長閑な気持ちになる。

背景のお店にも人影は無く、立派なお店だが一体何を売る店なのか分からない。

小さな看板には、ユーロ・グッズと有るが、どんな物を売っているのか、覗いて見たい気持ちになる。

バスの車窓から撮った一枚だが、映画の一シーンにでもしたい雰囲気である。

さてこれから我々は、山岳に栄える街、クェンカヘと向かうのである。
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「ある教会」
<<スペイン>>--バレンシア--


バスから通りすがりに見た、教会らしき建物の光景。

再びスペインシリーズに戻った。

歴史の有りそうな建物だが、これが何の建物なのか、説明を聞きそびれてしまった。

スペインの、ほとんどの教会が高い塔を持っているから、多分これは教会ではないかと思った次第である。

いずれにしても、石造りの横に広いたる建物は、教会でないにしても宗教学校か何かのような感じがする。

道が坂道なのに、建物は水平に建てられており、勾配の差が、外壁の差で修正されているのが興味深い。
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「休日の渋谷②」
<<日本>>--東京--


同じハチ公前の広場から、西武デパート、丸井方面を望んだ光景。

休日ともなると、どこの道も車と人で溢れている。

人にぶつからずに歩くのも、一苦労と言った具合である。

嘗ては渋谷のホテルや、109の交差点の前の居酒屋で、良く飲み会をしたものだが、最近は専ら恵比寿が、常連の会合の場所になってしまった。

若い頃は、新宿が学生時代の仲間との集合場所になっていたものだが、年と共に集まるメンバーや、集合場所も変わるものだなと実感する。

自宅から一番近い、池袋が通過場所になってしまったのも、不思議な話である。

結局恵比寿が、今の常連メンバーが、あちこちから集まるのに、便利な場所と言う事になるのだろうか。
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「休日の渋谷」
<<日本>>--東京--


2月13日の孫のお宮参りの後、渋谷経由で自宅に帰る途中、立ち寄った渋谷ハチ公前の光景。

直通の電車が来るまでの間、少し時間が有ったので、駅前に出て見た。

夕暮れが迫る休日の渋谷は、流石に人で溢れていた。

こうして見ると、圧倒的に女性の方が多いように思えるが、偶然なのだろうか。

皆それぞれ目的が有って、この繁華街に繰り出しているのだろうが、日本に来た外人がこの光景を見たら、その人の多さにさぞ仰天するであろうと思った。

見慣れたハチ公前交差点の光景だが、矢張り久々に見ると、店の看板や電光掲示板の様子がかなり変わっているのに気付いた。

街は日進月歩で変化を遂げているようである。
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「大鳥神社②」
<<日本>>--東京--


お宮参りの儀式が始まるまでの間、待たされた控え室から見る本殿の屋根の光景。

こうして見ると、かなり立派な堂々とした舎屋である。

本殿に昇るのには、手前に下に見える、中空の廊下を歩いて行くのである。

あるネットフレンドが、この大鳥神社には隠れキリシタンを祀った灯篭が、本殿の脇に小さく有るのだと教えてくれたが、全く気付かずに帰って来てしまった。

また此処に来るチャンスが、今後有るかどうか分からぬが、その折にはもう少しこの境内を散策してみようと思っている。
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「大鳥神社」
<<日本>>--東京--


大同元年(806)に社殿を造営されたと言う、目黒の大鳥神社本殿の光景。

期せずして13日のこの日だけは晴天の好日であった。

お宮参りのこの日、娘夫婦と我々爺婆は此処の社務所で待ち合わせしたが、娘達が来る間ちょっと時間が有ったので、二人でこの神社の周りを散策した。

本殿は、修復したのか、綺麗な様相を呈していたが、都心の真ん中と言う事も有り、周りにはビルが林立しているが、此処だけは別天地で静かな佇まいが現存している。

川越育ちの私には、実家の周りには喜多院をはじめとして、様々な神社仏閣が有るが、都心の真ん中で、このような寺社を保存するのは大変だろうなと思った次第である。
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「御神木」
<<日本>>--東京--


東京目黒に有る大鳥神社の御神木の様子。

昨日新孫のお宮参りに行った、大鳥神社本殿右側に有る大楠木の姿である。

この神社の歴史は古く、日本武尊と弟橘姫命を合祀して、大同元年(806)に社殿を造営したという。

この御神木は、たまたま通り掛った街の古老が、元禄時代の古木で、東京大空襲の時にも、火災の中で生き残ったのだと説明してくれた。

真ん中の親木が古く、その両脇に子木が生えて、三本一緒になっているのだという。

目黒駅から700メートルの所に有るこの神社の前を、現役時代に車で何度も通ったが、境内に入るのは始めてであった。
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「雛人形」
<<日本>>--東京--


今日は今年誕生した新孫のお宮参りの日であった。

ちょっと風が冷たかったが、晴天となり目黒の大鳥神社で、無事宮参りの行事を済ませることが出来た。

長女達のマンションに戻り、食事を済ませた後に、タイミング良く、先日注文した雛人形が届いた。

娘達の住いはマンションなので、そんなに大きな雛人形を飾る事が出来ないが、私としては七人飾りで奮発した積りである。

この人形にはCDが付録で付いており、ひな祭りの童謡や、其の他のわらべ歌が入っていたので、皆で合唱して楽しい一日であった。

お見せ出来る品ではないかもしれないが、私としては孫に送ることが出来た、精一杯のプレゼントだと思っている。
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「交差点」
<<スペイン>>--バレンシア--


矢張り街の中に入ると、車や人が多くなる。

スペインは先進国であるから、交通マナーも良く、東南アジアや中国などのように、車優先でけたたましい警笛などを鳴らす車も無く、安心して信号に従い歩くことが出来る。

一番恐かったのは、中国であり、横断歩道でもおびただしい車がフルスピードで、絶え間なく人の間をかすめて行くから、気の弱い人や障害者は中々横断することが出来ない。

スペインは他の西欧諸国と同様に、経済危機が進んでいると聞くが、交通マナーの点では、矢張り先進国であると言えるだろう。

中国は、今や第二の経済大国になりつつあるが、様々な点で、先進国の仲間入りはまだ先であろうと、こんな気持ちの良い交差点の状況を見ながら感じたのであった。
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「白い家」
<<スペイン>>--バレンシア--


家と家の間を登り切った所に、日差しを一杯に受けた白い家が有る。

そこは広場になっていて、オープンテラスのカフェが有り、午後のお茶を楽しむ人々が垣間見える。

向いの赤い日除けの有る家は、レストランのようである。

暗い石段の先の青空に映える白い家は、如何にもスペインらしく、どんな光景が石段の先に展開するのかと、心が弾む。

手前の家のベランダには、スペインのサッカー優勝を祝って、国旗が掲揚されている。

起伏の有る石造りの家並みは、日本では味わえない光景だけに、異国情緒たっぷりである。

今の日本の寒い日々を思うと、暖かいバレンシアの風を懐かしく思い起こすのである。
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「のんびりと」
<<スペイン>>--バレンシア--


バレンシアの街の中に入り、のんびりと寛ぐお年寄り達の姿が目に入った。

ベンチで寛ぐ人、彼の友達なのかどうか分からぬが、吊りズボンを履き杖を突いて近づく男性、家の脇には車椅子に腰掛けた太っちょの男性。

これだけ広い歩行者道路やベンチが有るのも、お年寄りには有難いに違いない。

気候が温暖な街だから、体に障害を持った人たちにも、居心地は良さそうな街である。

彼らお年寄りには、おおよそ無縁な、若者のシンボルである大型のバイクが置いてあるのが対照的だ。

手前の、温帯地方特有の広葉樹の緑が眩しい。
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「バレンシアの街並み」
<<スペイン>>--バレンシア--


やっとバスはバレンシアの街に到着した。

バルセロナとは違い、緩やかな丘陵地帯に広がる街は、人数も少なく、空気が澄んでいて、長閑な感じがする。

此処で一泊した後は、内陸の山岳地帯に有るクェンカの街に向かうのだが、こののんびりした雰囲気も捨て難く、ゆったりとした気分で過ごせるというものである。

どう言う訳か、此処での宿泊は、ビデオには納めて有ったが、写真を撮るのを忘れてしまったようである。

先ずはのんびりとした街の様子をご覧頂きたいと思う。
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「車窓風景⑨」
<<スペイン>>--バレンシア--


既に廃屋になってしまった建物の脇を通り過ぎた。

嘗ては沢山の家族で賑わったであろう石造りの家だが、今はすっかり朽ち果てている。

どうしてこの家が廃屋になったのかは、知る良しも無いが、こうした住民の居ない家を時々見掛けるのである。

石造りの家は、木造と違って、直ぐに崩壊してしまう事はないが、それでも屋根の陥没などから見ると、かなり長い間放置されている家のようである。

何処の国でも地方の過疎化は進んでいるのであろうか。

これだけ大きな家が崩壊するのには、かなりの経緯が有るのだろうが、それを知る由もない。
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「車窓風景⑧」
<<スペイン>>--バレンシア--


5時間に亘るバスでの長時間移動の後、やっと家が見えてきた。

此処に写っているのは、集合住宅であろうか、同じようなドアの入り口が続いている。

屋根にはちい要綱発電のパネルが設置されていて、ちょっと離れた所には、水かオイルか何かの貯蔵タンクみたいなものが置かれている。

窓ガラスに映った反対側の車窓には、チラッと立派な邸宅が垣間見える。

こんな大平原の中にある家の暮らしは、一体どんなものだろうかと、想像してみた。

夜などは澄んだ空気の中で、満天の星空が広がっているのではないだろうか。
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「車窓風景⑦」
<<スペイン>>--バレンシア--


綺麗に刈り込まれた茶色の農地の真ん中に、ポツンと一本の木が立っている。

手前には農道が見えるから、此処から広大な農地を、トラクターで刈り込みをするのだろうか。

あの木は、農作業の合間に、農夫などがこの木の木陰で、食事でもする時のために残して有るのかもしれない。

そう思うと、何とも長閑な野良仕事の光景が、思い浮かぶのである。

こうして手入れが行き届いた農地を見ると、自然と人の係わり合いが感じられて、日本では放農地が増えつつある現状と比較して、まだまだスペインでは、農耕に携わる人が居るのだなと、ほっとする。

それにしても、この茶色の農地は、一体どんな農作物を収穫した跡なのだろうかと、益々気になったものである。
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「車窓風景⑥」
<<スペイン>>--バレンシア--


今度は緑の畑と、刈り入れの終わった茶色の枯れ穂の大地とが、半分ずつの光景。

見ていて小気味が良いくらいの、反対色の色彩が展開されている。

こうして5時間ものバスでの長旅も、私にとっては、少しも飽きる事のない移動時間である。

バスに同乗している大半のツアーメンバーは、心地良い揺れに誘われて寝ているようだが、私は日本と違う光景を少しでも見逃すまいと、ビデオや写真を撮り続けているのである。

その分、夜は寝酒を摂ると直ぐに眠くなり、熟睡が出来ると行った具合である。

旅の楽しみ方は、人によって異なるが、私の旅先での過ごし方は、いつも変わることは無いのだ。
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「車窓風景⑤」
<<スペイン>>--バレンシア--


刈り入れが終わった茶色の光景の後には、このように緑の光景が続く。

これは一体どんな農作物なのか分からないが、広い農地にずっと緑一色の、目が覚めるような情景である。

流石バレンシア、行けども行けどもこんな光景が、数時間も続くのだから、箱庭のような日本の農村地帯とはかなり様子が違う。

これらの農地を管理する農家が見当たらないのも、不思議である。

一体何処の誰が、こんな広大な農地を耕作しているのかと、疑問が湧くほどである。

遠方には、微かに茶色の農耕地帯を垣間見る事が出来る。
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「車窓風景④」
<<スペイン>>--バレンシア--


刈り入れが終わった、茶色の田園風景が続く。

ちょっと見ると、日本の田園風景と余り変わらない感じである。

しかし、何の畑だか分からないが、刈りいれた後の姿がちょっと違うようである。

束にしておいてある穂が、面白い形に畑の中においてある。

これらの穂束は、牧畜用に置いてあり、後で収集するのであろうか。

情景は違うが、落穂拾いの絵を一瞬思い出したのであった。
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「架橋」
<<スペイン>>--バレンシア--


ドライブインを過ぎて、再びバスは延々と走り続ける。

またまた鉄道と並行して走る、見晴らしの良い場所を通り過ぎる。

湖だか、川だか分からないが、気持ちの良い眺めである。

しかしこの場所も、鉄道も高速道路も、鉄橋の囲いが無いので、強風などで列車やバスが傾いたら、一溜りも無いなと、ちょっと恐い感じがするのは、私だけではないように思える。

余計な囲いが無いのは、見晴らしが良いのだが、日本ではこのような光景は余り無いような気がする。

お国柄で、大らかなのは良いが、これで建築基準をクリアしているのかなと、余計な事を考えてしまった。
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「露店のおじさん」
<<スペイン>>--バレンシア--


ドライブインの広い駐車場で、店を張るおじさんの姿。

たった一軒だけ、此処で果物を売っているおじさんが居たが、暇なのか居眠りをしていた。

きっとこの辺の農家の人なのだろう、自分の畑で摂れた果物や野菜類を車で運んで来て、此処で売っているようである。

オレンジは分かるが、大きな冬瓜のような物は一体何であろうか。

此処で店を出していて果たして売れるのかなと思っていたが、我々のツアーメンバーの母娘がオレンジを買って食べていた。

美味しいですかと聞いたら、とても甘いですよと言っていた。

バレンシアは、バレンシア・オレンジと名前が付くくらいだから、世界でも誇れる味なのであろう。
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