2019年12月の記事


「和傘紅葉」
<<日本>>--川越--


川越喜多院の慈眼堂で、こんな催しをしてた。

紅葉に合わせて、沢山の和傘が小高い慈眼堂の上の広場に、飾り付けてあるのだ。

慈眼堂は、喜多院の開山者であり居城であった徳川家康の懐刀、天海僧正の木像が祀られているお堂である。

和傘と紅葉、こんな粋な催しが開かれているのを新聞で知って、天気の良い晩秋の日に尋ねてみたのであった。

逆光に映える紅葉と、朱色の和傘がマッチして日本の秋の美しさを演出していた。

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「エールの交換」
<<日本>>--川越--


巡行を開始した山車の引き回しを讃えて踊る、桟敷の上の白狐の光景。

氷川神社鳥居の脇には臨時の桟敷が設けられ、囃子に合わせて白狐の舞が演じられていた。

その脇を氷川神社の神官たちによる市内巡行の行列の最後に、宮下町の山車が町内の善男善女によって曳かれて行った。

丁度神社の居囃子の前で、山車が一時停止して、同じ白狐同士の踊りの競演が始まった。

川越祭りではお互いの囃子がぶつかり合って競演するのを「曳っかわせ」と言う。


それはお互いの舞や囃子を讃え合って、エールの交換をするのと似ている。

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「神主巫女に続き」
<<日本>>--川越--


川越氷川神社例大祭の市内巡行の光景。

氷川神社の神官や巫女たちの行進に続き、氏子衆の担ぐ神社所有の古い大神輿の巡行が続く。

この行進は毎年行われるが、年によって少しずつ、様子が変わることを発見した。

去年は神輿や蓮台に乗る斎姫(いつきひめ)の担ぎ手の中に外国人が散見出来たが、今年は純粋な氷川神社の氏子衆だけであったようだ。

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「馬上の人」
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巡行のメインを飾る、川越氷川神社宮司の馬上の姿。

江戸時代から伝わる氷川神社例大祭の無事の開催を祝して、神殿前で宮司による祝詞奏上の後、彼は馬にまたがって市内を一巡するのである。

宮司は恰幅の良い壮年の男性のため、馬上の姿が良く似合う。

目の前に来て、丁度良いアングルでシャッターを切る瞬間に観客が目も前を横切り、その顔がカメラに入ってしまったため、残念ながら画像は後ろ姿になってしまった次第である。


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