島津創業記念資料館
田中さんを念頭に置きつつ。問合せの電話や、NHK の記者が2人。
京都にとって明治とは、受難の時代であると同時にまだ進取の気風に溢れていた頃であり、それは例えば疎水や水力発電や路面電車という形で表れているのだが、一島津家においても同様だった。
理化器械にはじまり、各種装置、X線、そしてガスクロや CT スキャナ等へとつながる歴史は日本初、あるいは世界初に彩られ、この資料館には創業期の器械とX線装置を中心に実物が展示されている。
しかしドイツ人らしき人物の名を冠した測定装是や実験器具の多いこと。何をどうするものかよくわからないもの多数。
源遠流長。