養花雨(ようかう) 
昨日、用事を済ませた後、バスに乗り換え国際通りに出てみた。
2年ぶりに来た時と変わらぬ商店街には活気があったと思う。

どこに行っても所々で外国の人を見かける。
色は浅黒いが長い脚、黒曜石を思わせるような瞳をして、
まさしく中近東あたりの彫の深い独特のマスクをした人。

背の高い白人、日本人と見た目では判らない中国の人、
色々な人達で賑わっていた。

お土産屋さんが多く、観光客用のお店が多い。
そんな昨日の汗ばむ陽気から、今日は気温が9度も下がり、
風が冷んやりする。

南寄りの風から北西風に変わり昨夜から雨が降っていた。
花や木に養分を与える雨で養花雨(ようかう)が降り始める。

主人は、雨が降ってもゲートボールに行くと出かけたものの、
昼食時に、「誰も居なかったから草取りをして来た。」
ひとり言を言いながら帰宅し、再び用事を兼ねて出かけた。

私が買物に行った頃は冷たい西風が吹いていたので、
温かな麺類とそれに添える物を買い求めた。

初夏から冬が戻ったような、気温よりも体感温度が低く思うほど
風が吹き荒れていた。